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グーグルアナリティクス GDPR対応方法

グーグルアナリティクスの過去のデータが消えてしまう可能性があります。

普段からGoogle Analytics (グーグルアナリティクス)を活用している方は必ずチェックして欲しいお知らせがあります。
まずは、ご自分のメールから以下タイトルを探してみてください。

▼英語版
[Action Required] Important updates on Google Analytics Data Retention and the General Data Protection Regulation (GDPR)

▼日本語版
[ご対応ください] Google アナリティクス データの保持と一般データ保護規則に関する重要なお知らせ

メール内容を要約すると、

  • 過去のデータの保持期限が変わります。
  • データの保持期限が自動的に設定されます。
  • 保持期限を各サイトで設定してください。

簡単にいうとこういった内容です。

データの保持期限とは?

もう少し詳しく説明いたします。
これまでは、データの保持期限は特に設定がありませんでしたので、 特に過去のデータが消えてしまうという事はありませんでした。

それが、2018年5月25日の改変により、以下のように保持期限が設けられます。
※4月より保持期限はすでに26ヶ月に自動設定(デフォルト)されております。

要するにこのまま何も設定を行わないと26ヶ月後には過去のデータは見れなくなってしまうという事になります。ここが非常に重要です。

対応策に関しまして

もちろん設定していただくことで回避することが可能です。しっかりこの記事を見た後にアナリティクスで設定してください。
設定はいたって簡単ですので、すぐに取り掛かることをおすすめします。5分程度で完了します。
ここでは、設定の仕方をお伝えします。

設定方法に関しまして

Google Analytics 設定方法1

Google Analytics 設定方法2

Google Analytics 設定方法3

  1. 左メニューの「管理」 をクリック(一番左下にある歯車マーク)
  2. 「トラッキング情報」をクリック
  3. 「データ保持」をクリック
  4. ユーザーデータとイベントデータの保持のプルダウン「 26か月 」を「 自動的に期限切れにならない 」に変更
  5. 「保存」をクリック
  6. 完了

注意事項に関しまして

  • 各サイトごとに設定してください。
  • お知らせメールは管理者にしか届いていない可能性があります。

※必ず、アナリティクスの管理者に確認をしましょう

最後に

今後も、アナリティクスの活用はECのみならずサイトの状況を確認する上でも重要となります。
特に過去のデータは財産ですので、自分たちでしっかりとデータを守ってくことが重要です。