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Shopify UNITE 2018 in Japan 発表内容まとめ

Shopify UNITEとは

Shopify UNITE(ショッピファイ ユナイト)とは、Shopifyパートナーやエンジニアが一挙に集い、Eコマース最新テクノロジーを体感し、多様な分野で活躍する人々との繋がり、そして、Eコマースの未来を共に創り上げていく世界最大級のグローバルECカンファレンスです。2018年は5月にカナダで開催され、1,000人以上が40ヵ国から参加しました。
その日本版のイベントが「Shopify UNITE 2018 in Japan」として、6月27日にTech Play Shibuyaにて開催されましたので、Shopifyの機能追加やアップデート情報を中心に発表内容をまとめました。(並びは実装予定順)

新しいタイプのクーポン

BOGO(Buy one get one free:ひとつ買ったらひとつ無料)とまとめ買い割引のクーポンが発行できます。管理画面のディスカウトメニューから発行可能です。
実装時期:リリース済み

ダイナミックチェックアウト

ユーザーの過去の決済履歴から商品ページに自動的に最適化された「今すぐ買う」ボタンを追加する機能です。カート画面等を飛ばせるため、注文完了までの時間を短縮させ、コンバージョンアップが期待できます。
既にリリース済みですが、既存のテーマに機能を追加するにはコードの編集が必要になります。無料テーマを新規インストールすることでコードの編集なしにこの機能を利用できます。後日、別の記事にて既存テーマへの実装方法を解説する予定です。
実装時期:リリース済み

Shopify UNITE 2018 in Japan

マーケティングキャンペーン

Shopify管理画面のメニューに「マーケティング」の項目が加わり、アドバイス・キャンペーン・レポートの3つが利用できるようになります。例えばアドバイスでは、売上が好調な商品に対しての施策などを通知してくれたり、キャンペーンでは条件に基づいた施策等を柔軟に作れるようになるとのことです。
実装時期:2018年夏予定

ロケーション機能

複数の実店舗とネットショップで在庫を共有したい。でも外部の在庫連携ソフトは使えない・使いたくない。そんな要望にShopifyだけで在庫管理ができるようになります。
実装時期:2018年夏予定

Shopify UNITE 2018 in Japan

Shopifyサービスマーケットプレイス

Shopifyのストアオーナーがフォームで質問に答えていくだけで、Shopifyパートナーに仕事の依頼ができる機能(サービス)です。請求も管理画面上から行えるとのことです。ストアオーナーにとってもパートナーにとっても、余計な手間を省略できることになりそうですね。
実装時期:2018年夏β版予定

Shopify UNITE 2018 in Japan

3D商品データ表示

商品写真を1枚の画像ではなく3Dデータで360°確認できるようになる機能です。背景も実際に使用が想定される生活空間と合わせられたりもできるそうです。
実装時期:β版近日発表予定

Shopify UNITE 2018 in Japan

Shopifyペイメントに多通貨決済機能が導入

越境ECにおいて、為替変換の際に価格に小数点以下の数字が表示されている(例:$50 → ¥5,541.5)と、購入率が下がるそうです。この小数点以下をなくしキリの良い価格で表示できるようになり、購入率アップが期待できるとのことです。
実装時期:2018年秋予定

Shopify UNITE 2018 in Japan

Shopifyペイメントにローカル決済方法が追加

国によって主要なオンライン決済方法は異なります。言語や通貨は国ごとに対応しているのに決済方法は共通。この問題点を解決するために、国ごとに決済方法の出し分けができるようになります。こちらも越境ECにおいて実装されると購入率アップが期待されるアップデートですね。
実装時期:2018年秋予定

最後に

イベントでは他にもShopifyとオープンロジ、弥生会計との連携も発表されました。今後も様々な企業やサービスがShopifyに対応していくことが予想されます。そして、Shopifyが日本におけるECプラットフォームのシェアを急速に伸ばしていくことは想像に難くありません。今後は既存プラットフォームからShopifyへの乗り替えがひとつの大きな波になると考えています。当社ではShopifyへの新規出店、既存プラットフォームからの乗り替えのご依頼にも対応可能です。ご検討中の方はもちろん、「Shopifyでこんなことできる?」といったライトなご質問でも結構ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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