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ShopifyLiteとは?Shopifyであなたにあったネットショップ開業するためのおすすめプランを徹底解説

「低コストでネットショップを開業したい」
「そこで見つけたShopify Lite。Shopify Liteを使いたいけど何がどこまでできる?」
「Shopifyには複数プランがあるが、本当にShopify Liteを選んでいいかわからない」

本記事はそんな方のための記事です。「ネットショップの開業時、まずはできるだけ低コストで抑えたい」。これは誰しもが思うことではないかと思います。

Shopifyは、世界シェアNo.1、世界175ヵ国で利用されているECサイト作成サービス。そのShopifyには大変安価なライトプラン(Shopify Lite)が存在します。

本記事ではこの「Shopify lite」について徹底解説。あなたがECサイトで実現したいことがShopify liteで叶うのか? ぜひ本記事でじっくりジャッジください。

この記事のポイント

  • Shopify liteについてよくわかる
  • Shopify liteと他のプランの違いがよくわかる
  • 他ネットショップとの比較ができる

Shopify Liteとは?

「Shopify Lite」はECサイトを構築せず、既存のWebサイト・ブログ、またはSNSにShopifyの販売機能を追加し商品を売るためのShopifyのライトプラン。料金は月額9USドルです。

Shopifyの他のプランとの大きな違いは、ECサイトそのものを持たず、管理画面のみが使用可能なこと。管理画面側の機能は、他のプランとの違いはなく、Shopifyの標準機能はすべて揃っています。

Shopify Liteの特徴・機能

Shopify Liteに限った機能ではありませんが、Shopify Liteの主要な機能4つをご紹介します。

1. SNS(Facebookなど)にショップ機能を追加

先述のとおり、Shopify LiteはECサイトを持たずSNS等に販売機能を実装させるプラン。とくにFacebookは、商品販売機能を実装させるのが容易。Facebookページに「ショップ」セクションを追加することで簡単に商品販売ができるようになります。Shopifyで登録した商品が、Facebookでも自動的に同期されます。

【関連】【初心者向け】ShopifyへのGoogleアナリティクス・Search Consoleの導入マニュアル(eコマーストラッキングの設定も!)

2. Facebook Messengerで顧客とつながる

Shopifyを使用することで、Facebook Messengerを使用して顧客とコミュニケーションを取りながら、商品閲覧・購入をしてもらえます。

Messengerでのやり取りは顧客にとっても、ECマーチャントにとってもコミュニケーションがスムーズ。顧客は、商品に関しての質問や、注文追跡・配送先更新などを行えます。

3. 製品・コレクション・ショッピングカートをサイトに追加

Shopifyでは、埋め込みコードを簡単に生成できます。埋め込みコードを使用することで製品・コレクション・ショッピングカートを簡単にサイトに追加でき、WebサイトにEC機能を追加できるのです。

4. Shopify POS(アプリ)を利用し、オフラインでも支払いの受け入れが可能に

Shopify POS(アプリ)を利用することで、オンラインだけでなくオフラインの販売も1つのPOSで管理できるようになります。また、アプリを使用することで、クレジットカード決済を始めとしたポピュラーな支払いも利用可能となります。

Shopify liteがオススメの方

上記のような機能が使えるShopify Liteがオススメの方は、下記のような方といえるでしょう。

  • 1. サイト制作よりもまず商品を売り始めたい、という方
  • 2. SNSをベースに商品を販売したい方
  • 3. ブランドのホームページを運営しており、カート機能のみ必要な方

Shopify ライトと他プランとの費用・できることの違い

Shopify liteと他プランの比較表

  ライト ベーシック スタンダード プレミアム
費用・手数料 月額費用 9USドル 29USドル 79USドル 299USドル
日本のオンラインクレジットカード手数料 3.4% 3.4% 3.3% 3.25%
AMEX/海外のオンラインクレジットカード手数料 3.9% 3.9% 3.85% 3.8%
Shopifyペイメント以外の決済サービスを使用する場合の追加料金 2.0% 2.0% 1.0% 0.5%
オンラインストア ×
スタッフアカウント数 2 2 5 15
レポート機能 ダッシュボードの概要
財務レポート
ライブビュー -
集客レポート -
在庫レポート -
行動レポート -
マーケティングレポート -
販売レポート - -
POS販売レポート - -
利益レポート - -
顧客レポート - -
カスタムレポート - - -

費用・手数料

各プランごとの費用・手数料は上記の比較表の通り。

Shopify Liteのみ切り出すと、

  • 月額費用9USドル
  • 日本のオンラインクレジットカード手数料は3.4%
  • AMEX/海外のオンラインクレジットカード手数料は3.9%

プランのグレードが上がるにつれ、各種手数料は下がっています。

また、Shopifyペイメントなら、クレジットカード手数料がかからないのもポイントです。

スタッフアカウント数

アカウントを分けることで、アカウントごとに編集できる箇所を制限したり、発送・ページ作成など役割ごとのアカウントを作れたりします。

レポート

Shopifyでは管理画面上でさまざまなレポートを出すことができます。比較表にある通り、上位プランになればなるほどより高度なレポートが使用可能に。

Shopify Liteでは「ダッシュボードの概要」と「財務レポート」が使用可能です。

Shopifyと他ネットショップの開業サービスの違い

BASEとの比較

BASEは2012年にスタートしたECサービスです。サイトデザイン、決済、拡張機能、集客が「かんたん」なことを売りにしています。

主な機能面でのShopifyとの比較は、下記の比較表の通りです。

  Shopify BASE
費用 月額制
9USドル (Shopify Lite)
29USドル (Basic Shopify)
79USドル (Shopify)
299USドル (Advanced Shopify)
クレジットカード手数料あり (国内3.4% + 0円/海外3.9% + 0円)
基本無料
1回の買い物につき3.6%+40円
売上を引き出すときに手数料500円 (2万円以上で無料)
振り込み手数料250円
一部機能拡張で課金あり
決済方法 クレジットカード / 2Checkout / Alipay Global / Amazon Pay / BitPay / Coinbase Commerce / CyberSource / GoCoin / KOMOJU・コンビニ / PayPal Express Checkout / PUT IT ON LAY-BUY / Shopify Payments ほか100以上 クレジットカード / キャリア決済 / コンビニ / 銀行振込 / 後払い(審査あり)
サイトデザイン 100以上のテーマから選択 (無料テーマは10種類) 11種類 (有料テンプレート用意)
SEO対策 ページごとのH1タグ、タイトルタグ、descriptionタグやメタタグの設定など 商品ごとに任意のキーワードやディスクリプションを追加
SNS連携 Pinterest / Instagram / Facebook / Twitter / Tumblr Twitter / Facebook / Ameba / Instagram
在庫管理 ロジクラ、フルフィルメントサービスと連携可 倉庫サービスあり
サポート 24時間メール、チャット、電話対応 (英語) メール (平日:10時~19時)
チャット (平日:13時〜18時)

比較表の通り、BASEはサービス利用が無料。ただし、1回注文があると3.6%+40円の決済手数料と、3%のサービス手数料が発生します。また2万円以下の売上を引き出すと手数料として500円、振り込み手数料として250円がかかります。(2万円以上の売上を引き出すと500円はかかりません。)

その他、登録した商品がBASEのショッピングアプリで表示され、購入できるのもBASEならではといえます。

【関連】ネットショップ開業はShopifyがオススメ!BASEやSTORES.jpと比較してみた。

STORES.jpとの比較

STORES.jpも2012年にサービスを開始。「最短2分で、驚くほど簡単にオンラインストアがつくれる!」と、BASE同様に簡単さを強みにしています。

主な機能面でのShopifyとの比較は、下記の比較表の通りです。

  Shopify STORES.jp
費用 月額制
9USドル (Shopify Lite)
29ドル (Basic Shopify)
79ドル (Shopify)
299ドル (Advanced Shopify)
クレジットカード手数料あり (国内3.4% + 0円/海外3.9% + 0円)
「無料」と「月額」の2プラン
月額プラン
1,058円/月
決済手数料5% (Amazon Payは4%)
オプションで翌日振込あり
決済方法 クレジットカード / 2Checkout / Alipay Global / Amazon Pay / BitPay / Coinbase Commerce / CyberSource / GoCoin / KOMOJU・コンビニ / PayPal Express Checkout / PUT IT ON LAY-BUY / Shopify Payments ほか100以上 クレジットカード / コンビニ / 銀行振込 / PayPal / 後払い / キャリア決済 / 楽天ペイ / 代金引換 (月額プラン) / Amazon Pay (月額プラン)
サイトデザイン 100以上のテーマから選択 (無料テーマは10種類) 9種類 (有料テンプレート用意)
SEO対策 ページごとのH1タグ、タイトルタグ、descriptionタグやメタタグの設定など ×
SNS連携 Pinterest / Instagram / Facebook / Twitter / Tumblr LINE (運営用) / WEAR / Instagram
在庫管理 ロジクラ、フルフィルメントサービスと連携可 ロジクラと連携可、オープンロジを利用した倉庫サービスもあり
サポート 24時間メール、チャット、電話対応 (英語) メール (1週間ほど時間差あり)

STORES.jpには、無料プランと月額1,058円の有料プランがあり、無料プランで使える機能はかなり限定的です。登録できる商品数が無料プランだと5アイテムまで。有料だと無制限になります。

決済方法も無料だと制限があります。また、STORES.jpには、ShopifyのようにページごとのH1タグ・タイトルタグ・descriptionタグの設定のような、SEO対策機能はありません。

機能面で見るとShopify、BASEに比べて弱いです。しかし、販促につながる「プロモーション機能」と「POP UP KIT」というほかにはないサービスを持っているのが特徴です。

さらに詳しくShopifyとBASE、STORES.jpの比較について知りたい方は、下記の記事を参照してみてください。比較表などもあり、とてもわかりやすく比較が見られる記事となっております。

【関連】ネットショップ開業はShopifyがオススメ!BASEやSTORES.jpと比較してみた。

Shopifyは無料体験が可能!

Shopifyは14日間無料で利用できます。無料体験期間では、Shopify Liteで提供されるすべてのツールとサービスが利用可能。まずは無料で、何がどこまでできるのか? 実際に触って確かめてみましょう。


https://www.shopify.jp/lite

【まとめ】ネットショップの開業を始めるならShopify

本記事では、Shopify Liteについての情報をご提供してきました。

【本記事の要点】

  • Shopify Liteは月額9USドルの、Shopifyのライトプラン
  • Shopify LiteはECサイトを構築せず、Webサイト・ブログ、またはSNSにShopifyの販売機能を実装し商品を売るためのプラン
  • サイト制作よりもまず商品を売り始めたい方や、SNSをベースに商品を販売したい方、カート機能のみ使いたい方などにオススメ
  • BASEやSTORES.jpと比べても、Shopifyはオススメできる

本記事でご紹介したように、Shopifyは、14日間の無料体験が可能です。まずはShopifyで、ネットショップを開設してみましょう。

※この記事は2020年1月時点の内容です。今後のアップデートやShopifyの仕様変更等により、記事の内容どおりに設定ができない場合があります。

関連記事:【初心者向け】Shopifyってどうなの?売れるECサイトを低価格で実現できるShopifyを考察

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