- 「Shopifyで制作したECサイトに来たお客様とコミュニケーションを取りたい」
- 「ECサイトの新規流入数が少ない」
- 「LINEアカウントってよく聞くけどなんで開設するかわからない」
本記事はそのような方のための記事です。この記事を読んでいる方の中には、Shopifyを使ってECサイトを開設する方や、 既にECサイトを運営していてShopifyに変更しようとしている方が多いかと思います。
ECサイトにおいてプッシュ型の施策は、下記の3つが主な手段となります。
- メール
- アプリ
- LINE
中でもLINEの利用者数は圧倒的に多く、日本国内においてECサイトを運営するには欠かせない存在となっています。
本記事ではそのLINEアカウントを作るメリットを説明していきます。
この記事のポイント
- LINE公式アカウントとは?
- LINE広告との連動を紹介
- 新規獲得からロイヤルユーザーまでの運用が一括でできる
- メッセージをプッシュで送れる
- ShopifyとLINEは簡単に連携ができる
「LINE公式アカウント」とは?
企業や店舗の方が独自のLINEアカウントを作り、アカウントと友だち登録してくれたユーザーに対してダイレクトにメッセージや、情報を届けられるサービスです。
既にLINE公式アカウントをお持ちの方は、今後更新する記事にて有効活用方法を発信していきますので楽しみにお待ちください。もしくは運用にお困りでしたらお問い合わせいただければと思います。
これからECを始める方や、ShopifyでのEC開設を目指す方に、まずはじめにLINEアカウントを持つ意味について説明します。
LINE公式アカウントを持つ意味
LINE公式アカウントを持つポイントは5点です。
- 日本最大級のコミュニケーションプラットフォーム
- LINE広告との連動
- 新規から既存のCRMまで一括で行うことができる
- 他SNSとは違い、プッシュで配信を行う事ができる
- Shopifyの管理画面から簡単にLINEと連携することができる
それでは下記から5つのポイントを具体的に説明していきます。
日本最大級のコミュニケーションプラットフォーム
8,400万人が毎月利用しているプラットフォーム
国内で流行っているSNSはLINE、Twitter、Instagram、Facebookと数多くありますが、その中でも圧倒的な利用者数を誇るのがLINEです。
8,400万人というのは月間のアクティブユーザー数の数で、最低でも月に1回以上LINEを開いているユーザーが8,400万人いることになります。
これからECを始める方にとって、このプラットフォーム上で発信チャンネルを持つことはとても大切になります。
LINE広告との連動
LINE公式アカウントとLINE広告
8,400万人のユーザーにリーチができるLINEは広告も取り扱っています。
LINE広告はいわゆる運用型広告です。ユーザーの年齢や性別、興味関心といったターゲティングを行い、LINE上の広告出稿面に広告を配信することができます。
8,400万人にリーチできるということマス的な要素はとても強くみえますが、いざ自社の広告配信をするとなったときにターゲティングの精度という点で考えると、広すぎるが故にCPA(1件の成果獲得に掛かるコスト)的にはまだまだかなという印象を持っているマーケターが多いのも事実です。
ここでLINE公式アカウントを持つメリットが出てきます。LINE公式アカウントを持ちながら、LINE公式アカウントと連動した配信を行うことで、企業のアカウントの友だちになっている、興味関心があるユーザーと類似のユーザーに配信を行う事ができます。さらに、LINEアカウントと連動したツール等を利用すれば、LINEからLP経由で購入したユーザーの類似配信といったことも可能になります。
LINE広告について詳しく知りたい方は以下の記事もご参照ください。(外部サイト)
【公式】LINE広告とは?丨配信面や費用、出稿方法まとめ
新規から既存のCRMまで一括で行うことができる
新規獲得から既存のユーザーのロイヤリティ強化まで
LINEアカウントの特性を踏まえた上で、ぜひ実践していただきたいのは新規ユーザーの獲得から、認知・購入・リピーター・ロイヤルカスタマーまでを一括で運用・管理することです。 ここで言うロイヤルカスタマーとは、自社アカウントのブランドを把握しており、ブランドの商品が出たらブランドを信用して購入や、ブランドや商品を広めてくれるようなお客様を指します。
基本的に企業がお客様に送るのはメッセージ配信だったり、キャンペーンの告知、クーポンの配布等がメインになるかと思います。
現状のLINEア公式カウント管理画面上でセグメントを設定できるのは、
- 友だち期間
- 性別
- 年齢
- OS
- エリア
となっております。
これだけではどうやっても新規のお友達から購入、リピーターと分けることは難しいですよね。 もちろん、マス的な要素で友だち全員に知ってほしい時は良いのですが、 昨今のEC業界のマーケティング、カスタマーサポートでは細分化が進んでいて、 いつ、誰に、どのような状況でメッセージを送ると効果的かという所まで落とし込んで運用されているかと思います。 こうした運用を行う際には外部ツールとの連携が必要になってきます。
LINE公式アカウントのツール連携や、運用のサポートも行えますので、もしすぐに興味がある方はお問い合わせください。
他SNSとは違い、プッシュで配信をおこなう事ができる
Twitterや、Instagram等企業アカウントを持ちながら情報発信をするのは、最近では企業の中でもスタンダードになりつつあります。
ただ、そうしたSNS媒体はユーザーが自分の見たいタイミングで見たときに、受動的に情報として受け取る特性があります。
LINEはその中でもプッシュで配信を行う事ができるので、企業からユーザーに能動的に情報を発信し、ユーザーに「気づき」を提供することができます。これは他SNS媒体との大きな違いであり、リアルタイムにユーザーに届けることができるので、例えばタイムセール等ユーザーの生活リズムに合わせた施策提供も可能になります。
Shopifyの管理画面から簡単にLINEと連携することができる
Shopifyアプリ:Kisuke
Shopifyの管理画面上からLINEのツールを無料で簡単に繋ぐことができます。Shopifyには管理画面からアプリを選ぶだけでLINEとのAPI連携を可能に出来るようにしており、通常だとツール会社が入るような難しい連携もスムーズに行う事ができます。 現状で一番有名なのはKisukeというアプリです。Shopify上でのフィルター機能を元にした、セグメント配信等、出来ることはございますが、上記に書いているような、ユーザーセグメントの深い層での運用となると、やはり無料のツールでは限界があるのも事実です。
Shopifyアプリ:友だち追加懸賞アプリ
リリースされたばかりの友だち追加懸賞アプリを導入すると、LINE公式アカウントを使った懸賞キャンペーンが気軽に実施できるようになります。Shopifyのクーポン機能と連携し、クーポンコードでLINE友だち追加のインセンティブを付与できたり、アプリ内でクーポン当選確率を設定しゲーム感覚の懸賞を作成することも可能です。30日間の無料体験期間がありますので、まずはインストールして試してみてください。
ShopifyとLINEの複雑な連携や、Shopifyにないような機能を追加したい場合はこちらまでお問い合わせくださいませ。
【要点まとめ】ShopfiyでのLINEアカウント作成について
本記事では、ShopifyでのLINEアカウント作成のメリットについてご説明してきました。
この記事の要点まとめ
- LINEは8,400万人以上が月間に利用している
- LINEアカウントとLINE広告は連動することができる
- LINEアカウントで外部ツールを使用することで、新規獲得からロイヤルカスタマーまで見える化することができる
- LINEアカウントは唯一のプッシュ型SNS広告
- ShopifyとLINE公式アカウントは簡単に連携できる
せっかくShopifyでECショップを開いたのですから、LINE上でもお客様にファンになってもらって、ECショップ全体の売上の底上げやサービスの拡充ができると良いですよね。 今後はより踏み込んだ記事を更新していきます。
また、LINEに関して運用を長くやっていたメンバーもいますので、気軽にお問い合わせください。
※この記事は2020年9月時点の内容です。今後のアップデートやLINEの仕様変更等により、記事の内容どおりに設定ができない場合があります。