BLOG EC Blog : Shopify and more

月額1万円〜 KARTEを利用したShopifyの顧客体験向上

最低月1万円でweb接客運用がおまかせできる

ECサイトを運営している事業者のみなさんはKARTEというサービスをご存じの方も多いのではないでしょうか。
KARTEはweb上でカスタマーエクスペリエンス(顧客体験、CX)を向上させる統合プラットフォームです。
そんなKARTEに新しくECに特化して、web接客の運用が最低月1万円でおまかせできてしまうサービスが登場しました。
その名もKARTE Entry Series for ECです。

この記事は主にShopifyでカスタマーエクスペリエンスの向上を検討中の方に向けた内容です。

【この記事のポイント】

  • KARTE Entry Series for ECのサービス内容がわかる
  • KARTE Entry Series for ECの導入事例がわかる

そもそもカスタマーエクスペリエンスとは

まずはじめにカスタマーエクスペリエンスとは何か、見ていきましょう。カスタマーエクスペリエンス(Customer Experience,CX)とは、商品やサービス利用の際の顧客体験を指します。

ECサイトにおいては購入のみならず、情報収集から購入に至るまでの過程、購入後のアフターサービスまで含めた一連の購買プロセスにおいての消費者の全ての体験が該当します。

なぜカスタマーエクスペリエンスが重要か

ひと昔前のECサイトはあくまでも”購入する場所”のひとつでしかありませんでした。消費者は特定の商品を購入するためだけにECサイトを利用することがほとんどでした。

しかし、近年では多くのEC事業者が存在し、同じ商品であっても複数のECサイトで購入できるようになってきました。消費者は比較検討がしやすくなったうえ、web以外にもSNS等から情報収集する機会が増え、購買までの過程に変化が生じています。

ECサイトではよく売上の方程式として下記の数式を用います。

収益 = アクセス数 × 転換率 × 客単価

3つの指標の中で最も重視されてきたのはアクセス数です。
ユーザーに見つけてもらえなければどんなに優れた商品でも売上をあげることはできません。この考え方自体は今でも変わりませんし、弊社にも集客施策を改善したいと多くのお問い合わせをいただいています。
しかし、前述の通り近年では同じ商品が複数のサイトで販売されたり、類似の商品も比較的容易に見つけることができるようになってきました。つまり、アクセスが分散されるようになってきているのです。

アクセスが分散した結果、転換率を上げることの重要性が以前と比べ高くなっています。では消費者は何を重視して購入を決めるのでしょうか?
値段を重視する方、納期を重視する方、購入までのサポートを重視する方、アフターサービスを重視する方などさまざまです。
こういった消費者の購入意志決定を促すうえでカスタマーエクスペリエンスの重要性が高まっています。

手軽にカスタマーエクスペリエンス向上を始めたい

KARTEは多くのEC事業者に支持されているCXプラットフォームです。
しかし、ShopifyでECをスタートしたばかりの事業者にとって、フルプライスのサービスをいきなり導入するのはハードルが高いですよね。
そこで新しく登場したのがEntry Series for ECです。
Entry Series for ECは、KARTEで実績のあるweb接客のベストプラクティスを自社にインストールすることができます。さらに、A/Bテストや行動データなど、データに基づき改善運用もおまかせで実行してもらえます。

Entry Series for ECの特徴

KARTEの特徴 ノウハウ不要で効果的なweb接客

ノウハウ不要

あらゆる課題に対して数百社が実施して効果のあったweb接客シナリオを実施

KARTEの特徴 設定・運用はプロにおまかせ

リソース不要

プロに設定・運用・レポートをおまかせ
常に最新の業界ナレッジを反映

KARTEの特徴 月額1万円からはじめられる

スモールスタート

運用も込みで月額1万円からスタート可能
利用に合わせて拡張できる料金体系

Entry Series for ECの機能(一部のみ紹介)

Cart Package

KARTEのこれまでのあらゆるカゴ落ち対策のナレッジを詰め込み、カート体験の向上に特化

カゴ落ち対策

カゴ落ち対策で実績のある他社シナリオを10以上インストール

カゴ落ち対策シナリオ一例

Cart Packageのシナリオの一例

キャンペーンブースト

販促施策を適切なタイミングで適切なユーザーへ配信。
コストを最小化し、反応を最大化。

キャンペーンを適切なタイミングで適切なユーザーへ配信
キャンペーンブーストシナリオ一例

キャンペーンブーストのシナリオの一例

サーチアシスト

ゼロ件ヒットや適切な検索ワードが見つけられず、ユーザーが離脱してしまう。

サーチアシストシナリオ一例

サーチアシストのシナリオの一例

ピックアップアイテム

お店やスタッフからトレンドの商品をタイムリーにおすすめ。
ヒト感を込めた商品紹介で購買を後押し。

ピックアップアイテムシナリオ一例

ピックアップアイテムのシナリオの一例

レポート機能

専用レポートで各種サマリの確認が可能。
また、予算を超えた際に自動的に施策を停止することで、手数料のコントロールも可能です。

レポート機能

レポート画面

KARTEとの比較

KARTE Entry Series for EC
提供サービス プラットフォーム(フル機能) シナリオパッケージ(必要機能のみ)
運用/設定主体 お客さま PLAID Managed Team
自由度 高い 低い(おまかせ)
コスト プラットフォーム利用料 月額1万円+手数料
拡張性 高い 高い
チーム状況 重要な取り組みとしてリソース確保 リソース確保できたら着手したい
はじめかた マーケティング環境のアップデート スモールスタート

KARTEとEntry Series for ECの比較表

Entry Series for ECの売上貢献とコストの関係

以下のグラフは2022年6月の利用企業の平均値(平均月商1000万円超)です。
KARTEでweb接客を行うことで売上が平均で12%UPし、それに関わる手数料は売上全体のわずか0.1%と非常に低い手数料で売上UPを達成していることがわかります。

売上貢献とコストの関係

売上貢献とコストの関係

※経由売上はビュースルーCVを指す。反応経由売上は全体売上の4%
※過去のパフォーマンスの結果であり成果を保証するものではありません
※出典:株式会社プレイド(PLAID, Inc.)

Entry Series for ECの運用効果と継続する価値

こちらはとあるECサイトで運用改善の必要性を検証した結果です。
3ヶ月間一切の改善を行わなかった場合、CVR(転換率)は徐々に低下しましたが、施策実施以降は徐々にCVRが改善し、6ヶ月目(施策開始3ヶ月目)にはCVRが1.36倍にUPしました。
一方、手数料は1.1倍止まりで、継続的な改善によりさらにコストパフォーマンスが向上することがわかりました。 繰り返しになりますが、この間、事業者側での運用は不要です。

運用効果と継続価値

運用効果と継続する価値

※過去のパフォーマンスの結果であり成果を保証するものではありません
※出典:株式会社プレイド(PLAID, Inc.)

将来的にKARTEに移行できる

闇雲にツールやサービスを増やしたり、 フェーズごとに入れ替える必要はもうありません。
Entry Series for ECのパッケージを展開していくだけで、KARTEに顧客データが蓄積されていき、顧客体験をもとにしたマーケティング基盤が構築されていきます。
事業拡大のフェーズで、Entry SeriesからKARTEにそのまま移行できます。

Phase1
サイト内コンバージョンへの取り組みを開始
Phase2
顧客理解をもとにした改善サイクルの内製化/高度化
Phase3
顧客の行動データを元にあらゆる顧客視点でのCX向上
お客さまの状況
  • 売上向上に集客の次の手を探している
  • サイト改善、体験改善がより重要課題になっている
  • 顧客理解を元にした改善に取り組みたい
  • 自社顧客データをあらゆる顧客視点で活かせるように
  • 一貫したブランド体験を提供したい
導入サービス Entry Series for EC KARTE KARTE + Datahub

ECサイトのフェーズごとに拡張可能なサービス

Entry Series for EC 導入事例集

事例1.ウェルカムメッセージ

初回訪問時のウェルカムメッセージ

課題

初回来訪時のユーザーは、サイトへの熱量がある程度高いと考えられる一方で、過去の行動等が存在しないため目的が不透明。適切な接客を行わないと、離脱率が高くなる。

施策

初回訪問者にウェルカムメッセージでサイトのメリットをシンプルに訴求

結果

CVR +356%

未実装時とA/Bテストした結果

事例2.おすすめアイテムピックアップ

オススメアイテムピックアップ

課題

商品一覧ページでユーザーがどの商品を選べば良いかわからず、結果離脱率が高くなっている。

施策

今興味のあるジャンルのおすすめアイテムをピックアップして表示

結果

CVR +27.3%

未実装時とA/Bテストした結果

事例3.新着アイテムピックアップ

新作アイテムピックアップ

課題

いつきても同じコンテンツが表示されている。
今オススメな新作アイテムをピックアップしてユーザーへ伝えることで直帰率を改善したい

施策

人気の新作アイテムをピックアップして訴求(埋め込み)

結果

CVR +72%

未実装時とA/Bテストした結果

事例4.商品ページにクーポン表示

商品ページにクーポン埋め込み

課題

商品ページでカウントダウンタイムセールやキャンペーン、クーポン情報を訴求したい。

施策

商品ページでクーポンを埋め込み表示

結果

CVR +10%

未実装時とA/Bテストした結果

事例5.ゲーミフィケーション(くじ引き)

ゲーミフィケーション

課題

キャンペーン期間の効果を最大化させるための打ち手に困っていた。

施策

ゲーミフィケーションのクーポン施策を実施してユーザーに楽しんでもらい買い物をしてもらうように1日1回引けるくじを実施

結果

3日間 147CV獲得

(通常時3日間平均40CV)

事例6.送料無料ライン&おすすめ商品

送料無料バナー表示

課題

カート内の商品合計金額が送料無料かどうかわかりにくく、結果カゴ落ち率を高める要因のひとつとなっている。

施策

送料無料ラインをお知らせするバナーを表示し、さらにオススメ商品をレコメンド。

結果

CVR +31.4%

未実装時とA/Bテストした結果

事例7.購入手続き時にFAQ表示

カートページにFAQ設置

課題

購入手続きに進んだ後、送料・配送・キャンセル条件などの不明点が解決できず、カゴ落ちする一つの要因となっている。

施策

お買い物時のよくある質問をFAQで表示

結果

CVR +58.5%

未実装時とA/Bテストした結果

事例8.カゴ落ちステップメール

カゴ落ちステップメール

課題

カゴ落ち率が高く、機会損失が多く発生している。

施策

カゴ落ちステップメール

結果

開封率 80% CVR 25%

※事例のデータはすべて株式会社プレイド(PLAID, Inc.)による集計です

KARTEについて

KARTEはあらゆるデータをひとりの人として理解し、顧客目線から顧客中心の体験を創ります。

CX向上プラットフォーム KARTE

数多くのEC事業者が実施してきた事例を汎用化したテンプレートがあり、過去の成功事例をそのまま利用することが可能です。

KARTE導入企業一例

※2020年9月末時点における各業界の導入ウェブサイト及びスマートフォンアプリ数の合計を全ての導入ウェブサイト及びスマートフォンアプリ数の合計で除して算出
※出典:株式会社プレイド(PLAID, Inc.)

Entry Series for EC のまとめ

  • 月額1万円からスタート可能
  • 設定や運用はすべておまかせ
  • 施策のシナリオは過去に成功した実績があるものだけ
  • 将来的にKARTEへそのまま移行できる

Entry Series for EC の導入をご検討の方

web接客のベテラン企業や専門家も実践している運用が『専門知識不要』でスタートできます!

導入をご検討、またはより詳しくサービスの内容を知りたい、という方は下記のフォームからお問合せください。
Entry Series for ECへのお問合せにつきましては株式会社プレイド(PLAID, Inc.)の運営チームからご連絡させていただきます。

KARTE Entry Series for ECの詳細はこちら(外部サイトに遷移します)