弊社で広告診断サービスをスタートいたしました。Shopifyの広告設定でお悩みの方は、よろしければご活用ください。
「Shopifyで制作したECサイトにWeb広告で新規顧客獲得を行っていきたい」
「しかし、どの広告を使えばいいか分からない、配信手順が分からない」
「手順を追って、どのWeb広告がいいか、具体的な連携方法を教えてほしい」
本記事はそんな方向けの記事です
皆様ご存知の通り、ECサイトは制作しただけでは売上は伸びません。売上を上げるためにはしっかりと集客施策を行う必要があります。
今回は集客施策の中でも、即効性があるWeb広告をメインのテーマとし、おすすめのWeb広告プラットフォームと、Shopifyにおいてのそれらの広告配信手順を説明していきます。
【この記事のポイント】
- ShopifyでのおすすめのWeb広告がわかる
- ShopifyでのWeb広告の配信手順がキャプチャ画像とともにわかる
- ShopifyのサンクスページにGTMを設定する方法がわかる
の3つをご紹介
ぜひ本記事を参考に、Shopifyと各Web広告の設定を済ませ、集客施策を強化していってください。
ECサイトでよく使われるWeb広告は?
色々数が多いWeb広告ですが、以下がよく使われるWeb広告です。
リスティング広告(Google広告、Yahoo広告)
広告:検索広告、ディスプレイ広告(GDN、YDN)
→Web広告といえばこれ。一番成果が出る可能性が高いWeb広告です。基本的にこの広告から始めるべきです。
SNS広告(Facebook広告、Instagram広告、Twitter広告、LINE広告)
広告:オーディエンスターゲティング広告、リターゲティング広告
→リスティング広告に次いでよく使われる広告です。商材によってはリスティング広告よりも成果が良くなることも少なくないです。
これらの広告をご存じの方は多いと思いますので、詳しい説明は割愛して、次章以降でこれらの広告をShopifyで設定する手順をご説明します。
Shopifyと連携できるWeb広告と別途設定が必要なWeb広告
Shopifyは、「Shopify Plus」でのみカート部分にタグが設置できる仕様です。しかし、GoogleとFacebookのみ、Shopify管理画面側にタグを設定する箇所が存在しているので簡単に設定ができます。
なお、Googleは厳密に言うとGoogle広告ではなく、GoogleアナリティクスとShopifyが連携できる仕様なので、Shopifyと連携したGoogle AnalyticsにGoogle広告をさらに連携して広告設定を行っていくという手順になります。(この流れ以外にも別の方法はあるので、そちらも後ほど説明します。)
Facebook広告(Instagram広告)に関しては、Googleと違い、Shopifyと広告自体が連携することができるので配信までの設定が簡単です。
上記以外の広告に関しては、Shopifyと連携ができないので別途タグの設置などを行い、配信までの設定が必要です。
それでは、Shopifyとの連携できるWeb広告と別途設定が必要なWeb広告、それぞれの具体的な配信手順をご説明していきたいと思います。
まずは、Shopifyとの連携できるWeb広告(Google広告、Facebook広告)から、配信手順をご説明します。
Google広告、Facebook広告とShopifyの連携方法、配信手順
ShopifyとGoogleアナリティクスの連携手順
それでは、まずはShopifyとGoogleアナリティクスの連携手順から見ていきましょう。
まずはShopifyにログインして、Shopify管理画面サイドバーの「オンラインストア」>「各種設定」をクリック。
「Googleアナリティクス」の項目にGoogleアナリティクスのトラッキング ID(UA-●●●●)を入力。
これでShopifyの全ページにGoogleアナリティクスタグが設置完了(連携完了)です。
GoogleアナリティクスとGoogle広告の連携手順
次にGoogleアナリティクスとGoogle広告を連携していきます。
※2つを連携するためにはアナリティクス プロパティの「編集権限」と Google 広告 アカウントの「管理者権限」が付与されているGoogle アカウントを使用していることを事前にご確認ください。
連携設定は、GoogleアナリティクスとGoogle広告のどちら側でもできるのですが、今回はGoogle広告側で連携設定を行っていきます。
Google広告にログインして、Google広告管理画面上部メニューの「ツールと設定」>「リンクアカウント」>「Googleアナリティクス 詳細」をクリック。
Googleアナリティクスのプロパティ一覧が表示されているので、連携したいプロパティの「リンク」>連携したい「ビュー」を選択 >保存をクリック。
これでGoogleアナリティクスとGoogle広告の連携は完了です。
冒頭でもお伝えしましたが、Shopifyは通常プランではカート画面以降にタグを設置することはできません。
ですので、他のサイトのようにコンバージョンタグを設定するのではなく、Googleアナリティクス側で計測したいコンバージョンポイントで「目標設定」を行い、その「目標設定」をGoogle広告側にインポートすることで、Google広告の配信設定が完了 です。
ShopifyとFacebook広告の連携手順
続いて、ShopifyとFacebook広告の連携手順をご説明していきます。
先程同様にShopifyにログインして、Shopify管理画面サイドバーの「オンラインストア」>「各種設定」をクリック。
「Facebookピクセル」の項目にFacebookピクセルIDを入力。
これでShopifyの全ページにFacebook広告のタグが設置完了(連携完了)です。
Facebook広告は、Google広告と違ってかなり簡単にタグの設定ができます。
次章では、Yahoo広告やTwitter広告などの他のWeb広告の配信設定をご説明していきます。
上記以外の広告の配信手順の説明設定
Shopifyと連携ができないWeb広告に関しては、Googleタグマネージャー(GTM)を使用してタグを設定していきます。
「え?Shopifyはカート画面以降は通常プランではタグ設置できないんじゃないの?」と思われた方もいらっしゃると思います。
前述しましたが、「Shopify Plus」でのみカートページにタグ設置が可能です。
Shopify Plusの説明はこちら
ただ、ある方法を使うとサンクスページにGTMを設置することが可能となります。
※なお前述したGoogle広告の配信設定はいまからご説明する方法でも可能です。
設定しやすい方法をお選びください。
ShopifyのサンクスページにAppでGTMタグを設置する方法
ShopifyのサンクスページにGTMタグを設置するには、shopifyアプリの「Google Tag Manager Suite」を使用します。
「Google Tag Manager Suite」は、$199(一括払い)と有料アプリになりますが、GTMでタグの管理をしていきたいという方にはおすすめのアプリです。
※購入遷移ページの中でサンクスページのみにGTMタグを設置できます。現段階では購入者情報入力ページなどの、他カートページにはタグは設置できません。
なお他にもGTMに関係したShopifyアプリは複数ありますが、弊社で検証した中で、サンクスページにGTMタグを設置できるアプリは、この「Google Tag Manager Suite」のみです。
※2020年8月時点
GTMを実装するとサンクスページにタグが挿入されるため、各広告のタグが発火するようにGTM側で設定することでコンバージョンの計測が可能になります。
【要点まとめ】ShopifyでのWeb広告配信設定について
本記事では、ShopifyでのWeb広告配信設定についてご説明してきました。
【この記事の要点まとめ】
- Shopifyと連携できるのは、GoogleアナリティクスとFacebook広告のみ
- Google広告は、Shopifyと連携したGoogleアナリティクスと連携する必要がある
- Google広告、Facebook広告以外のWeb広告のタグはGTMで設定できる
本記事を参考に、ShopifyでWeb広告の設定を行ってみてください。
また、外注にてWeb広告の配信をご検討の方は、国内3社目のShopify Expertsに認定された弊社にご相談ください。
※この記事は2020年8月時点の内容です。今後のアップデートやShopifyの仕様変更等により、記事の内容どおりに設定できない場合があります。
弊社で広告診断サービスをスタートいたしました。Shopifyの広告設定でお悩みの方は、よろしければご活用ください。