PayPal(ペイパル)ならJCBカードも銀行振込もOK!

PayPal(ペイパル)ならJCBカードも銀行振込もOK!

Shopifyでの決済方法は何を採用していますか?
決済設定画面でShopifyペイメント、Amazon Payと同列で並んでいる決済方法にPayPal(ペイパル)がありますが、ショップ側も購入者側も多くの方が「PayPalでできること」をあまり理解できていないのではないでしょうか。本記事ではショップ側(売り手)、購入者側(買い手)のそれぞれの立場からPayPalを使うことのメリットを解説します。

PayPalとは

PayPalとはクレジットカード、デビットカード、銀行口座をPayPalアカウントに登録しておくと、購入時にPayPalアカウントにログインするだけで支払いができるサービスです。(日本では2018年6月に銀行の口座振替に対応しました)
公式サイトによれば、世界で2億5000万人以上が利用しているとのこと。
登録可能なクレジットカード、銀行口座は以下のとおりです。

クレジットカード VISA / MasterCard / JCB / AMEX / DISCOVER / UnionPay(銀聨)
銀行口座 みずほ / 三井住友 / 三菱UFJ / ゆうちょ / りそな / 埼玉りそな

PayPal導入のメリット

上記の表を見ただけで、勘の良い方やこれまで決済方法で悩んできた方はピンと来たのではないでしょうか。
StripeやShopifyペイメントが日本で対応していないクレジットカードに対応しています。特に日本では使用率の高いJCBカードがデフォルトで使える点が、売り手と買い手の双方に大きなメリットになります。
ただし、使えるクレジットカードの幅が増えるというだけであれば、Amazon PayでもJCBカードや他のカードが使えますのでPayPalだけのメリットとは言えません。

ShopifyにおけるPayPal導入の最大のメリットは銀行振込に対応していることではないでしょうか。
ネットショップでの銀行振込というと、ショップ側は入金までの時間が長くなりがちなことに加え、注文や金額の突合など煩わしいオペレーションも発生します。また、注文時点で支払いが行われていないので、その後の請求や督促の手間が発生することと、未入金による注文キャンセルのリスクも付いて回ります。購入者側もオンラインで入金するにしても銀行に出向いて入金するにしても、明らかに他の決済方法よりも時間と手間がかかります。

これがPayPalを通すことで、ショップ側は注文後の請求や入金確認を行う必要がありません。クレジットカードで決済された場合と変わりません。購入者もPayPalアカウントにログインすれば、あとは登録済みのクレジットカードか銀行口座を指定するだけで支払い完了です。クレジットカードの番号を入力するよりも楽かもしれません。

PayPalに銀行口座を登録する方法

購入者側のPayPalアカウントの開設は簡単です。メールアドレスと登録可能なクレジットカードか銀行口座があればすぐに使えるようになります。(PayPalの新規登録はこちら
クレジットカードはカード情報さえ正しければ本当にすぐ使えるようになりますが、銀行口座の場合はもうひとつステップが必要になります。

PayPal ペイパル支払方法一覧

上の画面はPayPalに登録されている支払方法リストです。左のリストに「!」が付いている支払方法は、PayPalに登録はしているものの銀行との認証(口座振替設定)ができていないものです。「口座振替の設定」のリンクをクリックすると、銀行のオンライン認証のページにジャンプします。銀行側にログインできれば、あとは画面の案内どおりに進めば特に面倒な入力等もなく、PayPalで使える銀行口座として登録されます。

PayPal ペイパル支払方法一覧

続いてこちらは、ショップでの決済中の画面(※上の画面での三井住友銀行の口座振替設定が未完了の状態)です。決済方法にPayPalを選び、ログインした後の画面です。先ほどのPayPalでの支払方法に登録済みの銀行口座とクレジットカードが表示されていることがわかります。あとは使いたい銀行かクレジットカードを選択して続行ボタンを押せば、決済完了です。

個人向けのPayPalアカウントは、開設費も年会費も決済手数料もかかりません。外貨での為替手数料だけはかかりますが、それ以外に発生する費用はないので、とりあえず登録しておいて損はないサービスと言えると思います。また、支払い時にショップ側にカードや銀行の情報が伝わらないことも安心という観点で大きなメリットになります。

ShopifyストアへのPayPal導入方法

決済設定画面に進み、PayPalのセクション内のプルダウンから「PayPal Express Checkout」を選択すると、下記の画面が表示されます。

PayPal導入方法

「有効化する」ボタンをクリックすると、PayPalのログインページにリダイレクトされます。既にPayPalのビジネスアカウントを持っている場合は、ログインして画面の案内どおりに進めればShopifyとの連携が完了します。

まだビジネスアカウントを持っていない場合は、ログインページ内にある「新規登録」のリンクをクリックして必要事項を入力して登録を行ってください。その後、本人確認書類のアップロードや銀行口座の登録等が必要になります。
※個人か法人かによって必要書類や手続内容が異なります。詳しくはPayPalサイト内のビジネスアカウント登録方法のページをご参照ください。

ショップ側のPayPal導入メリット

  1. カード決済も銀行口座からの支払いも一括対応

    売り手はPayPalアカウントを開設するだけで、各種クレジットカードからの支払いも銀行口座からの支払いも一括して受け取ることができる。

  2. 銀行口座からの支払いもコンバージョン率アップ

    銀行口座からの支払いもIDとパスワードの入力のみで完了するので、コンバージョン率のアップが期待できる。

  3. 銀行口座からの支払いの突合作業が不要

    購入者からの振込結果と注文情報の突合作業が不要。

  4. 入金サイクルが早い

    売上はアカウントに即時入金。銀行口座への引き出しは最短3日。

  5. 月額利用料無料、手数料は使った分だけ

    アカウント開設費・固定費は不要。1件あたり2.9%+40円/件~ の手数料だけで利用可能。

  6. ショップを守る安全・安心な仕組み

    クレジットカードや銀行口座情報の管理は不要。不正取引などの被害を補償する売り手保護制度も無料で提供。

  7. 新規登録わずか3分。登録後すぐに受け取れる。

    審査なしでアカウント登録可能。アカウント登録後、すぐに支払いが受け取れます。

  8. 海外展開がカンタン

    各国ローカルカードブランド、世界100通貨に自動対応。決済画面は、自動的に購入者の言語で表示。

まとめ

PayPalは総じて買い手側に大きな利便性を提供してくれるサービスです。しかし現状では、日本でのPayPalの導入率と利用率は海外ほど高くないようです。その利便性を理解しているショップもユーザーも多くないことが原因のひとつと考えられます。ショップ側は直接ショップで使えないクレジットカードや銀行振込でも、PayPalを通せば支払えることの周知が必要です。例えばクレジットカードを持っていないユーザーが、ショップの周知によりPayPalを認知し購入に至れば、WIN-WINの関係と言えます。
このようにまずはショップ側がPayPalの利便性を理解し認知を広めることが第一で、それがユーザー側に伝われば必然的に日本でもPayPalの導入と利用率は加速するはずです。

本記事では、主にPayPalのメリットについてまとめましたが、他の決済方法と比較して全くデメリットがないわけではありません。特にストア側のデメリットに関しては、過去に公開した比較記事が参考になるかと思いますので、ぜひこちらもご一読ください。
→ Shopifyでまず導入したい決済「Stripe」と「PayPal」を比較


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