Shopifyでまず導入したい決済「Stripe」と「PayPal」を比較

Shopifyでまず導入したい決済「Stripe」と「PayPal」を比較

StripeとPayPalサービス比較

StripeもPayPalも両方ともお店と買い物客の間に入ってくれる、いわゆる決済代行サービスです。

StripeとPayPalは決済ができるクレジットカードが少し違うだけという認識の方が多いのではないでしょうか。ここで改めて細かくサービスの比較を表にまとめてみました。サービスの導入に際して知っておいたほうが良い情報もございますのでぜひご活用ください。

なお、この記事は日本国内でShopifyを利用する前提に基づいた内容となっております。越境(海外への販売)やドル建てでの販売に当たっては、手数料や各種条件等が変わる場合がございますので、予めご了承ください。

Stripe / PayPal サービス比較表

  Stripe PayPal
初期費用 ¥0 ¥0
月額費用 ¥0 ¥0
決済手数料 国内 3.60% 3.6% + ¥40
海外 3.9% + ¥40
返金手数料 ¥0 ¥0
対応クレジットカード VISA
MasterCard
AMERICAN EXPRESS
Diners -
DISCOVER
JCB
*2018年対応
銀聯 -
その他決済連携 Apple Pay -
Alipay - -
WeChat Pay - -
入金 入金サイクル 1週間ごと 手動入金
手数料 ¥0 基本¥0
セキュリティ PCI DSSに準拠 PCI DSSに準拠
注意事項 返金しても決済手数料は戻らない
  • 決済にはPayPalアカウントが必要
  • PayPalからの返金は決済から60日まで有効
ボリュームディスカウント 取引高500万円以上(月間)で交渉可能
  • 30万円~100万円以下
    3.4%+40円
  • 100万円~1,000万円以下
    3.2%+40円
  • 1,000万円〜
    2.9%+40円
メリット
  • アカウント開設が容易
  • 決済手段が豊富
  • 定期購読(サブスクリプション型課金)が可能 ※Shopifyではアプリに依存
  • PayPalユーザーは容易に決済ができる
デメリット
  • 決済手数料は返金しても戻らない
  • 決済手数料の割引までの金額のハードルが高い
  • アカウント開設に時間がかかる
  • 入金処理が手動で手間がかかる
  • 少額決済には向かない

大きな違いである返金手数料

上記の表で記載しましたが、StripeとPayPalは"決済手数料"に大きな違いがあります。PayPalは最終の売上金額に対して決済手数料が再計算されるのに対し、Stripeは返金があっても最初の決済手数料の返還はありません。

StripeとPayPalで返金した場合の残高

¥10,000の売上で¥5,000返金した場合

Stripe

入金 : ¥10,000 - ( ¥10,000 × 3.60% ) = ¥9,640
返金 : ¥5,000
口座残高 : ¥9,640 - ¥5,000 = ¥4,640

PayPal

入金 : ¥10,000 - ( ¥10,000 × 3.60% + ¥40 ) = ¥9,600
返金 : ¥5,000 ( ¥10,000 - ¥5,000 = ¥5,000 の決済が行われたことになる)
口座残高 : ¥5,000 - ( ¥5,000 × 3.60% + ¥40 ) = ¥4,780

上記を確認すると返金がない場合の入金時にはStripeの方が入金額が多いですが、返金が発生するとPayPalの方が結果残高が残る計算になります。

導入方法

決済手段の追加や設定変更は、管理画面の左下にある「設定」から「決済設定」に進んで行います。

shopify決済設定画面

決済設定には、Shopifyで使用可能な各種決済モジュールが用意されていますので、その中からStripe、PayPalそれぞれのアカウントを有効化してください。連携が成功すれば、導入完了です。
※Stripe、PayPalアカウントは別途それぞれのサービスで登録が必要です。

StripeとPayPalどちらを導入すべきか

StripeとPayPalはサービスの特性でそれぞれメリット・デメリットがありますが、結論から言うと両方導入すべきです。

PayPalはユーザーがアカウントを持っている場合、クレジットカード番号をはじめ発送先住所や名前の入力を省略でき、購入時の手間と時間がかからないので、ユーザーにとって大きなメリットとなります。

Stripeは、PayPalアカウントを持っていないユーザー、もしくはPayPalに登録していないクレジットカードを使いたいユーザー等、幅広いユーザーをカバーできる決済手段として用意しておくべきでしょう。

実際に当社で運営しているサイトでもStripeとPayPalとも一定の利用率があります。それぞれのサービス特性を理解した上で、ぜひ導入のご検討をしてみてください。


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