Shopifyの転換率をあげる web接客の導入方法
ECサイトで転換率（コンバージョン率）を上げるにはweb接客が重要だと言われています。
web接客を導入する方法は様々ですが、今回はShopifyでできるweb接客の導入方法をご紹介します。
【この記事のポイント】
- これから重要になるweb接客がわかる
- Shopifyでできるweb接客の導入方法がわかる
【目次】
web接客とは？
web接客とは文字通りwebサイト上で実施する接客です。
実店舗では来店されたお客様に対し、オススメの商品や新商品を案内したり、商品に関する質問に答えたり、といった接客が発生します。
同様にwebサイト上でも商品を案内したり、チャットによるリアルタイムコミュニケーションを取ることで顧客満足度の向上や転換率の向上を図ります。
Web接客を強化し、顧客体験を向上させることで
集客コスト増加を抑制し、効率的にコンバージョン改善が可能
これまでのweb接客
これまでのweb接客では訪問したユーザー全員にクーポンを提示するポップアップを表示するといったような、全員に対し同一の接客を行う、全体最適化が主流でした。
このような場合、もともと買うつもりで訪問してきたユーザーにもクーポンを表示してしまい、余計なコストを費やしてしまいます。
また、ログインエラーや購入時の操作が複雑なことでカゴ落ちしたユーザーに、リマインドメールを送付したとしても再度訪問して購入してくれる可能性は低く、クーポン同様に無駄なコストと時間が発生してしまいます。
（この場合は操作でのもたつきを検出し、FAQを表示するなどその場でのサポートが必要です）
これからのweb接客
個々のユーザーが求めている情報を瞬時に理解し、丁寧に情報を提供することが、ユーザー目線に立ったこれからのWeb接客といえます。
サイトに来訪した瞬間、商品を探している瞬間、カゴ落ちした瞬間など、サイトの重要なシーンに応じてユーザーにあわせたWeb接客を実施することがサイト改善のパフォーマンスを高める上では重要です。
web接客をはじめる上でネックになること
頭では必要だとわかっていても、いざ始めるとなるとネックになるのが、ノウハウ不足、工数（手間）、費用の問題ではないでしょうか？
特にノウハウ、工数の確保は今すぐにできるわけではありませんので、この部分で実施を見送るパターンが多いようです。
こういった場合にはweb接客ツールの導入でノウハウ不足、工数不足を補うことができます。
Shopifyユーザー向け、web接客ツールの選び方
Shopifyで導入可能なweb接客ツールにはアプリの導入、外部のweb接客ービスの導入、その両方の導入が考えられます。
それぞれどういった特徴があるのか見てみましょう。
web接客ツールごとのメリット・デメリット
Shopify appを利用
Shopify app単体や単体同士を組み合わせWeb接客運用が可能。
無料、月額数ドル〜など安価な料金体系、インストールするだけで利用できるAppもあり導入のしやすさが魅力的。
一方、サービス終了により突然利用できなくなるケースも。ユーザーセグメントが切れずパーソナライズな施策ができない、データ連携を必要とする施策はエンジニアが必須で運用工数が上がる、Appを入れすぎて管理が煩雑になったり、互いに干渉し動作しない、サイトが重くなるなどがネック。
web接客サービスを導入
高度な施策が利用できるWeb接客サービスは、施策数や品質面で信頼できる。
一方、どれだけ活用できるかはWeb接客ツールを使いこなすためのリソースやノウハウに依存され、それを用意するためのコストも発生してくる点がネック。
Shopify appとweb接客サービスのハイブリッド運用
簡易な施策はAppを利用し、高度な施策はWeb接客サービスを利用することで幅広い施策の実施が可能。 一方、ハイブリッド運用によるツールコスト・人件費の負担がかなり多くなる。また、管理も大変になるため運用工数の負担も増える点がネック。
Entry Series for ECを活用（KARTE おまかせモード）
KARTEという高機能なWeb接客サービスのシステムを利用する。月額1万円～と低コストでありながらEC業界で鉄板のWeb接客施策を自社にインストールすることができ、そのインストール作業や運用もすべておまかせ（アウトソーシング）することができる。 従来Web接客運用に必要だったノウハウ、リテラシーは一切不要となり導入ハードルが圧倒的に低い。
web接客の運用が月1万円からおまかせできてしまうサービス、KARTE Entry Series for EC。この記事ではこれまでに実績のある事例とともに、Entry Seriesについて詳しくご紹介します。
記事を読む >>まとめ
- これから必要となるweb接客は一人ひとりのユーザーの、購買体験の各場面ごとに最適化された接客。
- Shopifyでweb接客を導入する場合、アプリ、web接客ツール、ハイブリッドの各タイプのメリット・デメリットを把握した上で、自社のECサイトに最も適した方法を導入する。
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