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Shopify、FutureShop、EC-CUBEを比較!あなたのビジネスに最適なECプラットフォームはどれ?

ネットショップを始めたいけれど、ECプラットフォームの選び方が分からない…
最近よく耳にするShopify(ショッピファイ)って、何がそんなに優れているの?
現在EC-CUBE(イーシーキューブ)で運用中だけど、Shopifyへの移行を検討すべき?

ECサイトの新規構築やリニューアル、他のプラットフォームからの移行を考える際、「どのECプラットフォームを選ぶか」は非常に重要な判断ポイントです。

特に近年では、ShopifyをはじめとしたSaaS型のECプラットフォーム(ECカートシステム)が注目されており、従来型のオープンソースや国産ASPとの違いに悩む事業者も少なくありません。

本記事では、主に国内で人気の高い3大ECプラットフォーム、「Shopify」「FutureShop(フューチャーショップ)」「EC-CUBE」を徹底比較します。

それぞれの特徴・メリット・デメリットを分かりやすく整理し、「どのECプラットフォームが自社に最適か?」を見極めるためのヒントを提供します。

そもそもこの3つ、何が違うのか?以下にてそれぞれのプラットフォームの特徴を説明します。

1. Shopifyの特徴とおすすめポイント

メリット

  • ご希望のデザインで構築: Shopifyは、100種類以上の無料・有料テンプレート(テーマ)を提供しており、すべてがレスポンシブ対応(スマートフォン・PC両対応)です。さらに、HTML・CSSのコーディングに慣れている方であれば、テーマのカスタマイズや独自テーマの開発も可能です。まっさらな状態からテーマを作成することもできるため、ブランディングやデザインへのこだわりにも柔軟に対応できます。
  • サードパーティアプリが多く、開発しなくてもアプリ追加だけで機能実装できる:マーケティング、物流連携、アップセル、会員登録ページカスタマイズ、レビュー、お気に入り、eギフトなど、様々な種類のアプリがShopifyには存在します。
  • 海外販売が他のプラットフォームに比べて簡単:Shopifyは多言語・多通貨対応もスムーズに設定が可能です(Translate & Adapt・Shopify Markets)。
  • 圧倒的なサーバーインフラ:Shopifyは、サーバー性能が高く稼働率が高いため、サーバーの安定性に定評があり、アクセスが集中した場合でもサイトがダウンすることはまずありません。

デメリット

  • 決済サービス「Shopify ペイメント」を利用しない場合:外部決済サービスの追加の手数料が発生することがあります。ただShopify ペイメントには、クレジットカード(Visa、Mastercard、JCB、American Express)、Apple Pay、Google Pay、PayPal、Shop Payなどが使用可能ですので、Shopify ペイメントをご利用しているマーチャントが多いです。
  • Liquid言語:コーディング・テーマカスタマイズを行う場合は、Shopify独自開発言語「Liquid」の知識が必要です。

2. FutureShopの特徴とおすすめポイント

メリット

  • 国内向け機能が豊富:特商法対応、メール設定、会員ランクなどが標準装備として用意されています。
  • 安心のサポート体制:電話・メール対応が手厚く初心者にも優しいです。
  • 機能拡張も可能:API連携や一部カスタマイズも対応可能です。

デメリット

  • デザインや拡張性はShopifyほど柔軟には対応できません。
  • アプリ連携の自由度は高くないです。
  • 海外販売にはやや不向きです。

Shopifyとの比較

FutureShopは、特に日本国内向けに多くの機能を提供している点が特徴です。例えば、特商法に対応したテンプレートや、CRM機能を活用した細かい顧客管理が可能です。

一方、Shopifyはグローバル展開に強く、デザイン性や機能のカスタマイズにおいても圧倒的な柔軟性を誇ります。多言語・多通貨対応や、豊富なアプリで即座に機能を追加できるため、海外進出を考える企業には非常に強力な選択肢です。

つまり、国内向けで手厚いサポートと安定性を重視するならFutureShop、海外展開や拡張性やデザイン性を重要視するならShopifyといった使い分けができます。

3. EC-CUBEの特徴とおすすめポイント

メリット

  • 完全に自由なカスタマイズが可能:PHPがわかれば、独自機能も思いのままです。
  • オープンソースで無料:ライセンス費用がかからず、ランニングコストを抑えられます。
  • 独自開発で差別化できる:UI/UXや業界特化型の機能追加も自由自在です。

デメリット

  • セキュリティや保守は自己責任です。
  • 開発コストと手間がかかります。
  • バージョンアップが煩雑な場合があります。
  • サーバー管理が必要となります。

Shopifyとの比較

EC-CUBEはオープンソースで、システム全体のカスタマイズが可能なため、独自の機能やデザインを追加したい企業には非常に魅力的です。例えば、特定の業界ニーズに対応するために、専門的な販売機能を組み込むことも可能です。

一方、Shopifyはサーバー管理やセキュリティ面での負担を軽減し、カスタマイズのためにLiquid言語を学ぶ必要はありますが、その分、プラットフォームの運営は非常に簡単で、他のECツールと比較してスムーズに始められます。

したがって、高度なカスタマイズや特定業種向けの独自機能が必要ならEC-CUBE、運営の手軽さやスケールのしやすさやAIの活用を重視するならShopifyが適しています。

 

各プラットフォームの料金・機能比較

カテゴリ Shopify FutureShop EC-CUBE
月額料金 Basic 4,850円/月
Grow 13,500円/月
Advanced 58,500円/月
Plus $2,300USD/月
※カード手数料はプランによりあり
初期費用 22,000円〜
月額費用 24,000円〜
売上手数料 0円
ダウンロード版(無料)
クラウド版プラン(Liteプラン 月額費用 6,800円~、Standardプラン 月額費用 49,000円~)
※Standardの場合、初期費用 70,000円
※サーバー代別途、決済手数料別途ご契約
主な機能
  • 多言語・多通貨対応
  • 自動化された注文処理
  • リアルタイム在庫管理
  • マーケティングツール(メール、SNS連携など)
  • 高度なデザインテンプレート
  • 特商法対応テンプレート
  • 会員ランク設定
  • キャンペーン・割引機能
  • 国内向けSEO最適化
  • モバイル対応デザイン
  • 完全自由なカスタマイズ(PHP)
  • 独自機能追加が可能
  • 複数店舗運営
  • 受注・決済・配送連携プラグイン
  • SEO管理機能
ツール・アプリ
  • Shopifyアプリストア(マーケティング、SEO、決済、物流など)
  • Shopify POS(実店舗との連携)
  • Shopify Payments(決済統合)
  • Shopify Email(メールマーケティング)
  • 受注管理ツール
  • 顧客管理機能
  • マルチチャネル販売連携(LINE、楽天、Amazon)
  • キャンペーン管理ツール
  • 自社開発の営業支援ツール
  • 豊富なプラグイン(受注管理、決済、配送連携)
  • カスタムアプリ開発
  • 独自のSEO最適化ツール
サポート体制
  • 24/7サポート(電話・メール・チャット)
  • 豊富なサポート記事・動画チュートリアル
  • 電話・メールサポート(日本語対応)
  • 充実したマニュアル・ヘルプデスク
  • コミュニティフォーラム
  • 開発者向けサポート(技術者向け)
  • 有償サポートプラン(オプション)
拡張性・カスタマイズ性
  • アプリストアで機能拡張が簡単
  • Liquidを用いたカスタマイズ
  • API連携
  • 標準機能で国内向けのカスタマイズ
  • API・カスタマイズプランあり
  • 完全な自由度(PHPでカスタマイズ可能)
  • 多彩なプラグイン
  • 独自開発で差別化可能

なぜShopifyが選ばれるのか?機能の魅力について

オンラインショップの成功に欠かせない要素のひとつがカート機能。Shopifyはその使いやすさと便利さで他のプラットフォームに勝る点が多いです。ここでは、FutureShopEC-CUBEと比較しながら、Shopifyのカート機能の魅力を紹介します。

Shopifyのカート機能の特徴

  • シンプルで直感的な操作
    ユーザーは簡単に商品をカートに追加でき、購入手続きもスムーズ。モバイルでも最適化され、どこでも快適に購入可能です。
  • 多様な決済オプション
    クレジットカードはもちろん、PayPal、Apple Pay、Google Payなど、豊富な決済方法に対応しており、手数料も抑えられます。
  • カート放棄防止機能(カゴ落ち対策機能)
    放棄されたカートにリマインダーメールやポップアップ通知で再購入を促進。これにより売上アップが期待できます。
  • 機能追加
    10,000以上のアプリがあり、開発の知識がなくともアプリ追加だけで機能実装することが可能です。

FutureShopとの比較

FutureShopも日本向けに特化したカート機能があり、日本独自の決済方法や特商法対応が強みです。ただし、Shopifyに比べると、カート放棄防止機能や決済の選択肢で劣る部分もあります。

EC-CUBEとの比較

EC-CUBEはオープンソースで自由度が高く、カート機能もカスタマイズ可能です。しかし、手動でのカスタマイズが基本となり、特に初心者には難しい点があるため、Shopifyほど簡単に運営できるわけではありません。また自社運用のサーバー環境が必要で、月々のコストがかかります。

結論

Shopifyは、シンプルで使いやすいカート機能自動化された放棄防止機能多様な決済オプションを備え、オンラインショップの運営を簡単かつ効率的にします。他のプラットフォームと比べて、特に手間なく運営できる点で優れています。またAI機能もどのプラットフォームより進んでおり、「Sidekick(サイドキック)」というデフォルトAIアシスタントを使用してスピーディに分析や商品登録など日々の運用を行うことが可能です。

コマースメディアのリプレイス事例①:HALEO

別プラットフォームからShopifyへ移行!

  • サーバー負荷の解消と安定稼働
  • プロモーション対応が柔軟に
  • ブランド価値を伝える自由なデザイン

パフォーマンス改善とブランド体験向上に成功。詳細は以下をご覧ください。

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コマースメディアのリプレイス事例②:RUN-WALK Style

別プラットフォームからShopifyへ移行!

  • 運営の効率化と簡単な更新作業
  • モバイル対応が向上し購入体験を改善
  • 決済方法の拡充で新規顧客も獲得

移行後、売上は2倍アップ。詳しくは以下をご覧ください。

事例を見る

最後に:次に選ぶなら、Shopify!コマースメディアがあなたのストアのリプレイスをサポートします!

FutureShopやEC-CUBEも魅力的な選択肢ではあります。
FutureShopは手厚い国内サポート、EC-CUBEは高いカスタマイズ性が特長です。しかし、いま最も多く選ばれているのがShopifyです。実際に、他プラットフォームからShopifyへ移行した多くの企業様が、運用効率や売上アップといった成果を実感しています。

次に選ぶなら、単なる「ECサイト」ではなく、未来の成長に耐えうる仕組みを。
それがShopifyです!

Shopifyにリプレイスをご検討されている方は、ぜひコマースメディアにお問い合わせください!

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