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ヤフーショッピングで強制休店になる原因と対策

Yahoo!ショッピング強制休店になる理由とは?

休店にならないために

「強制休店なんて関係ない」と思っている優良店舗様にも意外なところで落とし穴が待っていることがあります。
実際にユーザー対応や想定外の商品の展開で休店になってしまった事例が数多くネットで見受けられます。それでは、どのような事が原因で強制休店になるのか。一例をご紹介します。

まずは、以下をご覧ください。

利用規約やガイドライン違反の行為が疑われる場合は、Yahoo! JAPANの判断により、強制休店の措置を行う場合があります。出典:Yahoo!ショッピングストアクリエイターヘルプ

こちらは、Yahoo!ショッピング内に記載されている「強制休店」についてのページです。
このようにYahoo!ショッピングクリエイターのヘルプ内でも、詳細な内容は記載されていません。

特に注意すべき項目は2つ

具体的な理由がYahoo!ショッピングに掲載されていないので、ここを守れば絶対安心という項目はありません。
その中でも必ずおさえたておきたい2つの項目をここではご紹介します。

お客様対応

最も注意したいのが、お客様対応です。場合によってはお客様の一声で休店に至ってしまうケースもあるので要注意です。

送料の設定

送料に送料以外の金額が含まれている場合(資材代や代引き手数料など)、ショッピングガイド記載の送料に必ず詳細を記入しなければなりません。
※場合によっては、Yahoo!より配送に関する書類を提出するような連絡がある場合があります。その場合は即時対応しなければ休店になる可能性があります。

返品・交換・キャンセル

返品・交換・キャンセルの特約については、「お買い物ガイドページ」または商品説明等に明記してください。
キャンセルにかかる手数料などは社会通念から相当と考えられる範囲内の金額設定にしなければなりません。
記載がない対応を行った場合、お客様よりYahoo!本部へのクレームが入る可能性があります。悪質と認められた場合(あくまでもYahoo!側の判断となります)、強制休店となる可能性があります。

評価判断

Yahoo!では、常時評価機能などから出店者様の運用状況をチェックしています。一定期間内に2点以下の評価が複数登録されるなど、Yahoo!により運用に問題があると判断された場合、強制休店となる可能性があります。
お客様の低評価につながる項目としては、「商品の配送遅れ」「誤納品」「請求ミス」が多く、日頃より設定や運用は必ずチェックするように努めることが重要です。

もし事象が起きてしまったら

なお、上記の事象が発生した場合、Yahoo!より改善資料の提出などを求められることがございます。その場合、早急に対応することで休店とならずに回避できる可能性もありますので、必ずYahoo!本部より来るメールのチェックも怠らないようにしましょう。
※見ていませんでしたは通用しません。

取り扱い商品

明らかに販売禁止である商品(非合法商品/銃器/動物/劇薬)ではなく、注意すべきは「アダルト関連商品」「犯罪に使用されるおそれのある商品」「ブランド品」などが挙げられます。

アダルト関連商品

ここで注意すべきは下着も対象になる可能性があるという事です。
ガイドラインには、“性的好奇心を満たす目的であると当社が判断した商品”という一文からもわかる通り、あくまでもYahoo!側で判断することとなります。
判断の基準として、画像だけでなく説明文も対象となりますので、正しく販売することが必須となります。

犯罪に使用されるおそれのある商品

こちらも同様にYahoo!側での判断となります。その中でも 「盗聴器、超小型カメラ、赤外線カメラ」は注意が必要です。
基本的にはNG商品としてガイドラインに記載されていますので、用途として犯罪以外での使用をすすめていても、パトロールで指摘される可能性があります。

ブランド品

Yahoo!ショッピングでは、ブランド品を取り扱う際に別途審査を設けています。
注目すべきは、出店時だけでなく出店後の取り扱いも対象になるという事です。
商品展開を増やしていく中で、申請審査を受けずにブランド品を販売した場合、規約違反となり休店もしくは退店措置がとられる可能性があります。

商品における共通注意事項とは

商品においては、不良品・デザインの変更なども注意してください。
不良品が発生したからといって休店になることはそうそうないですが、改善できずに継続して不良を起こしていたり、お客様対応(不良品の返品を受けない・連絡が取れないなど)にて適切な対応ができない場合には、休店となる可能性があります。

休店解除は可能なのか

休店解除は非常に困難です。
まずは、ヘルプデスクに問い合わせをして対処方法を確認しましょう。
場合によっては、誓約書を書くことで休店解除となることもあります。
休店は最悪の状況一歩手前です。そうならないように日ごろから注意することが重要です。
そのためにもYahoo!ショッピングの担当営業と密に情報共有を行うことで、事前に事態を回避できる可能性はあります。
定期的に担当営業と連絡をとることをおすすめします。

まとめ

意図していなくてもお客様に不利益になり得ることは、違反対象となり休店や退店措置が強制的にとられてしまいます。
Yahoo!ショッピングのみならず他のモールにも共通するのは、「お客様ファースト」であるという事です。

まずは休店にならないようにすることが重要であり、毎日のお客様へのサポート体制やガイドラインの確認・担当営業との情報共有をしっかりと整えていきましょう。

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