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Klaviyoで顧客を分析!EC事業者が使う5つの理由

Klaviyoのロゴ
  • Shopifyのメルマガ配信アプリは色々あるけど、どれがいいんだろう?
  • サイトユーザーをもっと分析したい
  • 売り上げアップに繋がるメールオートメーションツールが欲しい

ECのマーケティング担当の方はこのようなお悩みはありませんか?
世界で広く使われている人気のメールマーケティングアプリ「Klaviyo」があるのでご安心ください!
メール配信だけではなくその他に便利な機能がたくさんあります。
この記事では、メールマーケティングアプリ「Klaviyo」で何ができるのかの解説、利用料金、他のメールマーケティングアプリとの比較をします。

目次
Klaviyoとは
【特徴】多くのマーチャントがKlaviyoを使う5つの理由
【利用料金】Klaviyoのプラン
【他のアプリと比較】 Mail Chimp
最後に

Klaviyoとは

Klaviyoとは、Shopify(やその他のECプラットフォーム)で利用できるメールマガジン配信及びメールオートメーションアプリです。2012年に公開されたメールマーケティングアプリでShopifyアプリレビュー数は2000件を超えており、評価は4.3/5という人気なアプリです。

Klaviyo: Email Marketing & SMS
※リンク先はShopify App Store

以下、Klaviyoでできることを説明していきます。

メールマガジン作成と配信

例えば、セールプロモーション、新商品発売など顧客にお知らせする必要があり、情報を配信することで顧客の購買意欲を高めます。Klaviyoでは、Shopifyのテーマカスタマイザーのようにドラッグ&ドロップでセクションブロックを追加してHTML知識がなくても簡単にメールを作成することができます。
また、沢山なメールテンプレートが用意されていて、その中から選んで楽にメールを作成できるのもKlaviyoの一つの特徴です。

Klaviyoのメールカスタマイザー

セグメント配信

配信したいメールを細かく絞り込むことができ、情報を届けたい顧客にリーチすることが可能です。

例えば、「A商品を一度以上購入された顧客」で、「B商品はまだ購入されてない顧客」とクロスセルセグメントを作成して、そのターゲットにB商品のおすすめメールを配信したりするのはセグメントの一つの使い方です。その他、ロケーション別、購入・メール開封などの顧客のアクション別など、色々なセグメントを作ることができます。

Klaviyoのセグメントについて

自動化されたフロー設定

カゴ落ち、メール登録、購入など顧客のアクションによってメール配信をする必要があります。この場合、自動化されたフローを設定しておけば、あとはKlaviyoに任せればOK!Klaviyoが自動的にメールを配信してくれます。勿論配信するメールもKlaviyoのメールカスタマイザーで作成するため、お好みのデザインでメールテンプレートを用意しておくことができます。

Klaviyoの自動化されたフロー

【特徴】多くのマーチャントがKlaviyoを使う5つの理由

Klaviyoにはこの記事に書き切れないほどの機能や設定方法があります。このセクションでは、多くのマーチャントがKlaviyoを使う5つの理由をまとめました。

①カスタマージャーニーデータベース

各顧客に配信したメール、サイトのアクティビティ(最後にいつアクティブだったか、何の商品を確認されたか、いつメールマーケティングに登録したかなど)をKlaviyo内で管理することができ、顧客分析が細かくできる便利なツールです。

メールの登録状況、サイトをアクセスした時間や注文、タイムゾーン、IPアドレス、いつどこからどうやって最初にサイトをアクセスしたかまで細かく分析ができます。また、テスト段階ではありますが、[Klaviyo AI] というAI機能が新しくできまして、顧客の次回の購入日の予想、平均注文額(AOV)などKlaviyoが教えてくれます。

②メール自動化(オートメーション)

メールオートメーションを設定することで、一度サイトから離脱した顧客を取り戻すようなアクションができ、コンバージョンに繋がる確率を上げることができます。メール登録時に配信されるメール、カゴ落ちメール、購入後のサンキューメールなど一度の設定で自動的に配信されるメール設定が可能です。メールデザインに自信がない方は、Klaviyoで用意されているテンプレートを使用してメールを作成することができます。

また、Klaviyoには「Flows」という自動シナリオメール設定機能があります。顧客のアクション(例:購入、メール登録)、又は顧客の情報(例:お誕生日)により、設定した配信タイミング(例:5日後の午前8時に配信)でKlaviyoから自動的にメールを配信することができます。顧客がメールを受け取った後のアクション(例:購入した、購入しない)によってそれぞれ配信するメールの設定も可能です。

フレキシブルに使えるので、設定のサポートが必要な場合、弊社コマースメディアにご相談ください。

③メール制作が楽!

Shopify通知メールは、HTML知識がないとメール編集ができません。Klaviyoの場合は、HTMLの知識がなくても、ドラッグ&ドロップでメールを作成することができます。

ドラッグ&ドロップでテキストブロック、画像、ボタン、商品セクションなどをメールのテンプレートに追加して、お好みのデザインのメールを作ることができます。

④カスタマーサービス

無料プランの場合、サポートとメールのより取りになります。有料プランの場合、メールとチャットサポート(Klaviyo営業時間内)があります。また、Klaviyoのサポートコミュニティページやヘルプページもありますので、サポートに問い合わせなくても質問の回答がわかる場合があります。

⑤他のアプリと連携可能

Klaviyoは様々なシステムやShopifyアプリと連携できます。例えば、多くのサイトで導入されているフォームエディターアプリ「Helium Customer Fields」をKlaviyoに連携することが可能です。

Helium Customer Fieldsでお誕生日設定含む会員登録フォームを作成し、Klaviyoではお誕生日メール自動化フローを作成し、2つのアプリを連携することで、顧客のお誕生日にクーポン付きのお誕生日メールを自動配信することができます。

ただ、Helium Customer FieldsとKlaviyoの連携はコーディングが必要になるため、連携のサポートが必要な場合は、弊社コマースメディアにご相談ください。その他、Amazon(プライムメンバー)、Facebook広告、Smile(ポイントアプリ)、Wishlist Plus(お気に入りアプリ)など様々なシステムやShopifyアプリと連携可能です。

【利用料金】Klaviyoのプラン

Klaviyoの料金プランはShopifyのアクティブプロフィール数に応じて設定されています。

アクティブプロフィール数=KlaviyoとShopifyの連携にてインポートされた顧客コンタクト数

アクティブプロフィール数が250人までで、月間メール配信数が500件まででしたら無料で利用することも可能です。
サイトのアクティブプロフィール数によって自由に料金プランを設定することができます。

料金テーブル

アクティブプロフィール数 1,001〜1,500 10,000〜10,500 20,000〜25,000
Emailプラン月額料金
(メールチャットサポート含む)
$45〜
メール配信数15,000/月〜
$175〜
メール配信数105,000/月〜
$400〜
メール配信数250,000/月〜

※SMS機能もありますが、日本では利用できません。

実際の料金についてはKlaviyo公式の料金ページをご確認ください。(ストアの顧客数に合わせてご確認ください)

【他のアプリと比較】Mail Chimp

もう1つShopifyアプリの中でよく利用されるメールマーケティングアプリ「Mail Chimp」とKlaviyoを比較してみます。

Mail Chimpとは

Mail ChimpはKlaviyoと同じくメールマーケティングアプリです。Klaivyoのように細かく顧客を分析できたり、フレキシブルな自動化フローを作成できる程のレベルではないですが、メール配信の基本的な機能は揃っています。

Klaviyo VS Mail Chimp

機能面で見比べてみましょう。

  Klaviyo Mail Chimp
金額 ・月額制
・月額料金が少し高いと感じる方もいる
 Klaviyo 料金表
・月額制
・Klaviyo よりは利用料金が低い
 Mail Chimp 料金表
プラン(アクティブプロフィール数) 複数リストにコンタクトが被っていても1つのコンタクトとしてカウントする。つまりMailChimpと比べ、月額費用を抑えることが可能 複数リストにコンタクトが被っているとそれぞれ複数のコンタクトとカウントする。つまり顧客数が実際より多くいると認識され、月額費用が高くなる
機能 ・メール編集カスタマイザー
・自動化フロー:様々なマーケティングフローを作成することが可能
・分析用AI機能あり
(例)次、いつ頃に顧客が購入するかをAIが予想
・他アプリ・システム連携あり
・クーポン:ユニーククーポン設定可能
・メール編集カスタマイザー
・自動化フロー:Klaviyoのように長いフローを作成することができない
・分析機能あり:Klaviyoのようにコンプレックスではない
・AI機能はありますが、分析ではなくメールデザインをAIがサポートする機能
・他アプリ・システム連携あり
・クーポン:ユニーククーポンは設定できない
※基本的にKlaviyoと同じ機能が揃っていますが、Klaviyoほどカスタマイズや細かく分析することはできない
ターゲットユーザー 中〜大規模ブランド・顧客を深く分析できるマーケティングツールが必要な企業向け 小〜中規模ブランド・基本的なマーケティングツールが使えれば良いレベルの企業向け
使いやすさ 多くの機能があるため、使いこなすにはある程度のEC・マーケティング知識が必要 シンプルな仕様なので、EC初心者にも使いやすい
更新スピード リアルタイム 更新に時間がかかる
モバイルアプリ × ○(iOS/Android)
サポート メール、チャット(AIとリアル)、ヘルプセンター、コミュニティフォーラム メール、チャット(リアル)、電話(米国)、ヘルプセンター

最後に

KlaviyoはShopifyアプリストアに存在するメールマーケティングアプリの中で、細かく顧客の分析ができたり、自動化フローを設定できる便利なアプリです。また今はテスト段階ではありますが、AIが開発され、将来はChatGPT的なメールマーケティングアプリになるのではないかと期待されています。

顧客についてもっと知りたい、その人の行動により直ぐに情報を届けたい、メール配信をして売り上げを伸ばしリピーターを増やしたい!そんな方にKlaviyoはおすすめです。

コマースメディアでは実際にクライアント様のKlaviyo設定支援を行っています。初期設定、自動化フローの相談と設定、Klaviyoと別アプリの連携などのサポートが可能です。Klaviyoを試してみたい方、設定にお困りの方、その他にもお悩みごとがありましたらコマースメディアにご相談ください。

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