INTERVIEW 社員インタビュー

sakamoto

2022年入社/コンサルティング部/ 松田 修平

私がコマースメディアにいる理由

コマースメディアの松田と申します。私のキャリアは機械エンジニアから始まり、現在はECコンサルティングの中でもデータを扱う分野に主軸をおいて働いています。色々なことをやっているようで、実は一貫している。今回はそんな私の経歴をお話できればと思います。

現在でのCMでの役割と具体的な業務

現在コマースメディアでは、簡単にいうとクライアントEC事業のグロース支援を行っています。主にはデータ分析やSEOを主軸にした自社ECのコンサルティングや広告運用の代行を行なっており、モールに出店しているクライアントにはモールのコンサルティングも一緒に提供しています。

加えて社内向けには分析フォーマットの作成やデータマーケティング基盤作りを行っており、今まで自分がおこなってきた分析で効率よいやり方や効果の高いものを社内に落とし込んでいます。

具体的な実例はGA4の対応です。今まで独自ドメインのECサイトではユニバーサルアナリティクス(UA)で分析をおこなうことが多かったのですが、2023年7月に提供が終了したため新しくGA4が分析の主軸となりました。

GA4は今までのUAとはまったく違った分析ツールなので、クライアントが自身のサイトに何が起きているのか理解するハードルがかなり上がってしまいました。そのため、ルッカ―スタジオというGoogleのBIツールを使って誰でも分かるようデータを整理し、その手法を社内に展開しました。

これまでのキャリア

元々私はECや小売りの出身ではなく機械エンジニアがキャリアの始まりでした。そのため最初は機械メーカーでの研究開発や、お客さんの要望で機械の性能を調整したりといったことが主な仕事でした。

その職場で5年目くらいたった時に新規事業を立ち上げるという話があり、それが一般消費者向けBtoC事業でありECでした。

元々メーカーとして、コンシューマー向け商品の展開はしていたんですが、問屋や小売店を通すと1件当たりの利益は当然低くなります。そこでダイレクトに顧客に売る方法としてECが採択されて、私自身もECに携わるようになり、これがはじめてのECとなります。

その後はECがメインになっていき、自社ECやAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどあらゆるチャネルでの販売の経験をしていきました。今では当たり前で競合も多い商材でしたが、当時でいうと画期的で需要が高い商品を開発できたので、当時のEC業界ではかなり成功していたのかと思います。

その後、その会社を退職し、次はある日本酒メーカーのEC担当として働き始め、Shopifyの立ち上げや運用はそこで経験をしました。たまたまShopifyに関わったというよりは元々Shopifyは非常に良いシステムだと思っており、Shopifyで運用できるから入社したといっても過言ではないかもしれません。笑

当時は立ち上げ初期で人も多くなかったので、売上には貢献しないけど、やらなければいけない事務処理や報告はなるべくリソースをかけずに行う必要があり、GAの情報をルッカ―スタジオ(旧名:データポータル)で自動レポーティングして、週次報告が自動で関係部署に送信さられるような仕組み化など工夫を凝らしてましたね。

コマースメディアに感じた魅力

sakamoto

日本酒メーカーの時は、Shopifyで構築した自社ECサイトの責任者だったのでShopifyの情報をひたすらかき集めていたんですが、Shopifyの情報収集をするとブログや取材記事がヒットするのでコマースメディアのことはかなり前から知っていました。

コマースメディアとは媒体経由で話をしたのが最初でしたが、漠然と前々から色んなECサイトのデータを分析して改善してみたいという思いはあったので、様々な業種の企業を支援をしているコマースメディアはピッタリの会社でした。

さらに話をして感じたコマースメディアの魅力は、EC事業の上流〜下流まで一気通貫で行っていることでした。単純にサイト構築だけやコンサルティングだけを主軸としている会社はいくつかあるんですが、ここまで対応範囲が広い会社は非常に稀です。

自社ECサイトだけでなく楽天、Amazon、Yahoo!ショッピングなどの主要モールの運営代行やコンサルティング、広告運用も行い、バックヤードではOMS / WMSを使い物流のマネージやCSの代行。まさに事業をまるまるお預かりするレベルです。

対応範囲が広い分、他のEC支援会社よりも扱えるデータの幅や量が多くなるのが僕としては魅力的で、タイミングも非常に良かったので入社を決めました。

仕事のやりがい

私は改善が好きというかデータを分析して改善の仮説を立てて、実行し仮説の立証を繰り返していくことを楽しめるタイプの人間です。

データを分析して自分で立てた仮説を実行して、再度データを取ったときに明らかに上がっていると嬉しいですよね。広告だとイメージがつきやすいと思いますが、獲得単価が下がって、同じ予算内でより大きな売上が作れたとか、フィードバックが数字として返ってくるところがデータ分析の面白いところです。

最近の例でいうと、ブランド力がそれなりあるECサイトのSEOをしたのですが、自分の中で確実に数字を上げられる根拠があって取り組んだ内容が1週間程度で成果にでて、昨対と比較して数倍の売上をつくりました。

今後のキャリアイメージ

具体的なキャリアというよりは何をしたいかという話しになりますが、今後AIがどんどんECの領域に入ってくるので、1年先どういう変化が起きてるか予想しづらい状況になっています。

1年前、ChatGPTがここまで流行ってると予想している人も少なく、この先の1年、2年、3年後、まだまだ大きな変化があるはずなので、新しい技術をいち早く取り入れてECに反映させていくことが面白そうだなと考えてます。

現在、試験的に作っているものでいうと社内のマニュアルを参照して、特定の技術的な質問を投げたら返してくれる社内AIヘルプデスクがあります。まだまだ試験段階ですが、上手く出来ればそれだけでサービスになり得ると思ってます。

加えて、コンサルティングはリソースで制限がかかるサービスなので、簡単な質問やよくある質問はAIが答えてくれると支援できる企業数も増えて、既存のサービス品質を向上させることにも利用できると思います。

応募者へのメッセージ

コマースメディアでよく聞くのは、事業者側でほぼ1人でECを回していて、結果の割に評価されなかった人や、回りに相談できずにしんどい経験をしていたという話です。そのため、相談できる相手がいて、ECの業務をきちんと評価してくれるというのは大きな魅力かと思います。かくいう私もずっと1人でEC事業を回してきた側なので気持ちはすごく分かります。

また、僕に近い役割でいうとデータ分析を楽しめる人が向いていると思います。最近のイメージでいうとyoutuberが近いんですかね?動画を配信して結果を分析して、改善した内容を配信して分析。ECと同じように改善と実行を繰り返し、スピード感が求められるので大変ですが、そこを楽しめる人は成功しやすいのかと。

加えてコマースメディアでは、自社サイト、モール、広告、受注やCS、ロジ回りなど扱えるデータの種類が本当に多い会社なのでデータ分析が好きな人にとっては飽きない環境かとは思います。

分析できるものが多い分、多少ハードなところはありますが、データ分析して改善アクションを行い、読み通りだったり失敗してしまったり、そんなことを全力で楽しめる人は是非ご応募いただければと思います。