【社員インタビュー】ECエンジニアが語るコマースメディアで働く魅力

今回のインタビューでは、新卒でフィットネス業界を選んだ、ECエンジニアのryo.Iさんにお話を伺いました。トレーナーという職務から、なぜWeb業界、そしてECの世界に飛び込んだのか?

 

未経験からプロフェッショナルとして活躍するまでの道のり、そしてコマースメディアという場所でECの可能性を広げる挑戦について詳しくお聞きしました。


今回話を聞いた人

ryo.I/フロントエンドエンジニア

兵庫県出身。大学卒業後、フィットネス会社のトレーナーを経て、Web業界へ転身。職業訓練校でWebデザインを学び、副業で実務経験を積む。その後、アパレルEC事業会社でWebデザイン・コーディングを担当し、ECサイト構築・運用保守会社でShopifyを活用したストア構築・カスタマイズに従事。自社事業に積極的なコマースメディアに魅力を感じ入社。趣味は筋トレ。

 


トレーナーからエンジニアへ。多様なキャリアを築いた第一歩

ー 本日はお時間をいただきありがとうございます。まずは、これまでのキャリアについてお聞かせいただけますか?

ryo.Iさん:

はい、よろしくお願いします。私は兵庫県出身で、大学では情報系の学部に所属し、統計学や社会学を学んでいました。

大学卒業後は、フィットネス会社で約1年ほどトレーナーとして働いておりまして、お客様と直接関わり、体の成長変化を一緒に喜べるのは、やりがいがありましたね。

その後、アパレルEC会社でWebデザインやコーディングを担当し、Web業界でのキャリアをスタートしました。デザインから実装まで一貫して取り組むことで、ものづくりの面白さを実感しました。

前職は、ECサイト構築・運用保守をしている会社でShopifyを活用したストア構築やカスタマイズを行っていました。


クライアントの要望に合わせてテーマを改修したり、運用改善の提案を行ったりと、実際の売上に関わるプロジェクトに取り組める環境でした。


こうした経験を通じて、単なる制作ではなく、事業全体に貢献できるEC運営の魅力を強く感じるようになりました。

 

ートレーナーからエンジニアに転身したのは、何かきっかけがあったのでしょうか?

 

ryo.Iさん:

トレーナーという仕事は、毎日の体調管理がとても厳しく自己管理が大変だったんですよね。食事制限もトレーニングも欠かせず、仕事が終わっても常に「自分の体をつくる」ことを意識し続ける生活でした。

 

そんなとき、当時話題になっていた「マイプロテイン」のサイトで商品を購入し、衝撃を受けました。

 

配送元が海外だったからです。販売者の規模や場所を問わず、その商品がいいものであればインターネットを介して世界中の人に手に取ってもらえる。しかも、言語や国籍、時間などの制約なく情報や商品が届く。

 

「WebやECって、ここまで人とモノを近づけられるんだ」と強く感銘を受けました。

 

またトレーナーの仕事にも体力的な限界も感じていたタイミングだったので、「この世界で挑戦してみたい」と思い、Web業界へ進む決意を固めました。

ー 未経験からWebのスキルを身につけるのは大変だったのではないでしょうか?

 

ryo.Iさん:

簡単ではありませんでしたね。大学ではJavaを習いましたが、HTMLやCSSは独学で学びました。その後、職業訓練校に通い、Web業界への転職を目指しました。

 

また、職業訓練校時代の友人と副業で案件を獲得し、実務経験を積んだことも大きかったですね。

 

この経験が、企業が求める即戦力としてのスキルを養う上でも、非常に役立ちました。


Shopifyとの出会い、そしてコマースメディアを選んだ理由

ー 前職ではECサイト構築や運用保守に携わっていたとのことですが、どんなきっかけで転職を考えるようになったのですか?

 

ryo.Iさん:

前職では、WordPressやShopifyを用いたECサイトの構築・運用保守に携わり、フロントエンドエンジニアとして経験を積みました。

 

特に初めてShopify案件を担当した際、その柔軟な機能や拡張性に大きな衝撃を受け、「このプラットフォームをより深く学びたい」「多様なストアづくりに挑戦したい」という思いが強まったんですよね。

 

単にサイトを構築して終えるのではなく、運用や拡張を含めて価値を高める仕事に取り組みたいと考えたのも大きかったです。

 

また、ライフプランを見据えたステップアップもしていきたく、将来的にはバックエンドやアプリ開発の知見も広げ、フルスタックエンジニアに近づきたいというのもあり、転職を考えるようになりました。

 

ー 最終的にコマースメディアへの入社を決めた理由は何だったのでしょうか?

 

ryo.Iさん:

コマースメディアは、私にとって第一志望でした。理由は、「Shopify Premier Partner」に認定されている点と、自社事業にも積極的に取り組み、実際に在庫を抱えてEC運営を行っている点に強く惹かれたからです。

 

自社事業でもEC運営しているからこそ得られる知見を活かしながら、クライアントのストア構築にも取り組める環境が魅力でした。

 


挑戦し続けるECエンジニア。成長を実感する瞬間

ー 入社されてから、どのようなお仕事をされていますか?

 

ryo.Iさん:

私は制作部で、化粧品会社のShopifyストア構築を担当しています。その他にも、ペット用品ブランドやベビー総合サイト「emo's store」のサイト制作にも関わっています。

 

ベビーセレクトショップemo's-store(エモズストア)


ー お仕事のやりがいや、大変だったことはありますか?

 

ryo.Iさん:

仕事を通して新しいスキルが身につくことが、何よりのやりがいです。特に、新しいShopifyテーマ「HORIZON」を使ったサイト構築は大変でした。

 

これまでのテーマとは構造が全く異なり、ドキュメントだけでは理解が難しかったんですが、ドキュメントに頼るだけでなく、実際にコードを読み解き、使い方を理解することから始めました。

 

この経験を通して、単なるサイト構築だけでなく、お客様がどのようにサイトを使うか、どうすれば売上が伸びるかといったビジネス視点で物事を考えられるようになったことが、大きな成長だと感じています。

 


「手を挙げやすい」社風が、自律的な成長を促す

ー ryo.Iさんから見て、コマースメディアの社風やカルチャーはどのようなものですか?

 

ryo.Iさん:

一言で言うと、「手を挙げやすい」環境です。興味があることや挑戦したいことがあれば、挑戦するチャンスをいただけますし、その挑戦をサポートしてくれる文化があります。

 

加えて、品質チェックの基準が非常にハイレベルである点には驚きました。

 

特に、SEOやアクセシビリティ、コンテンツ表現の精度など、コマースメディアならではの専門的な観点で設けられた基準があり、前職では経験できなかったレベルの品質管理が日常的に行われています。

 

こういったハイレベルな基準は、アクセシビリティに精通したメンバーが入社した際に「ルールを整えよう」と提案したことから生まれたそうです。

 

通常であれば「面倒くさい」「売上に直結しない」と拒まれるケースもあると思いますが、コマースメディアでは「いいね!」と受け入れられ、実際の基準として定着しています。

 

品質向上に貪欲で、自分たちの仕事に誇りを持つメンバーが多いからこそ、新しく入った人でも提案しやすく、本質的な改善なら積極的に取り入れてもらえる。

 

そうした文化が、商品の魅力や信頼性の向上につながっていると感じます。チームメンバーも気軽に声をかけてくれるので、とても働きやすい環境ですね。

 

ー 部署を越えたコミュニケーションも活発だと伺いました。

 

ryo.Iさん:

はい。運用担当者が「転換率を上げるために、商品ページの表示をこう改善したい!」と制作部に直接相談に来るなど、部署の垣根を越えて協力できる環境があります。

 

サイト改善がどのように売上に貢献できるのかという発見があるのでありがたいです。

  

以前の会社では、ディレクターが窓口になり自分は開発だけをやることが多かったのですが、コマースメディアでは、要望の背景まで理解して自分たちで改善策を考え、成果に直結する提案ができるのが面白いですね。

 

結果も数字で見えるので、やりがいがあります。

 


「やりたい」が原動力になる場所。未来の仲間へ

ー 今後、挑戦したいことやキャリアの展望について教えてください。

 

ryo.Iさん:

フルスタックエンジニアとして、バックエンドやアプリ開発のスキルを習得したいです。

 

また、ECの運営や広告運用にも関わり、多様な商材におけるビジネスの特性を学びたいと思っています。将来的には、新しい事業戦略の立案にも携わっていきたいです。

 

ー 最後に、コマースメディアへの入社を検討している方にメッセージをお願いします。

 

ryo.Iさん:

コマースメディアは、好奇心旺盛で、様々なことを経験したい人には最高の環境だと思います。一つのことを突き詰めるよりも、幅広く学び、成長したいという方に、ぜひ私たちの仲間になってほしいです。

 

ー 本日は貴重なお話をありがとうございました!

 

ryo.Iさん:

こちらこそ、ありがとうございました。

まとめ:挑戦を歓迎する環境が、ECの可能性を広げる

今回のインタビューでは、ryo.Iさんのキャリアが「やりたい」という好奇心と行動力によって築かれてきたことがよく分かりました。

 

職業訓練校に通いながら副業で実務経験を積み、転職活動ではShopify Premier Partner企業を徹底的にリサーチするなど、自律的に動ける力はryo.Iさんの大きな強みです。

 

そうした積極的な姿勢が、やりたいことに手を挙げやすく、部署を超えて協力し合えるコマースメディアのオープンなカルチャーとマッチし、活躍の場を広げています。

 

EC事業の全体に関わりながら挑戦を積み重ねることで、新しい成長が自然と生まれていく。私たちも日々の仕事を通じて、一緒に学び、一緒に考え、一緒に作っていく仲間を求めています。

 

ECの可能性をもっと広げたい、いろんなスキルに触れて成長したいと思う方は、ぜひ求人情報をチェックしてみてください。

 

もし、私たちの考え方に少しでも共感いただけましたら、ぜひ一度、カジュアルにお話してみませんか。


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この記事を書いた人

Norihiro.Y/人事担当者

コマースメディアで人事を担当するとともに、大塚のイベントスペース「オオツカスタジアム」の総支配人も兼務。不動産テック企業やエンタメ企業での人事経験を経て、現職では採用・組織づくりに取り組む。社内外のさまざまなステークホルダーと協働しながら、組織の魅力づくりや人材活躍の仕組みづくりを推進中。趣味はランニング。